2013.09.09 01:46 更新
2013.09.09 取材
忘れた頃にやってくる、東映無線ラジオデパート店からお送りする計測器のコレオシ。今日金子さんに紹介してもらうのは、ちょっとPCからは離れつつも、手元に一つあると何かと便利な日置電機製の検電器「3481」。シンプルな製品名が好印象、かつ使い方もとてもシンプルという分かりやすいシロモノだ。
「今日登場の『3481』は、正直なところPCとはあまり関係ありません。以前に『自作に役立つ計測器あれこれ』の第一弾でテスターと温度計をご紹介しましたが、ちょっと今回は思いつかなかったので・・・(苦笑) 代わりに日曜大工的な電気工事の必須アイテムをチョイスしてみました。これが結構スグレモノで、なおかつ価格もお手頃なんですよ。
それでこの『3481』とは何か、ズバリ検電器です。本来は工事の際に配電盤とかで使うアイテムで、機能はとてもシンプル。先端を当てて、電気がきてるかどうかを調べるために使います。それだけ?とおっしゃるかもしれませんが、もし通電したままだと感電しちゃいますからね、大事なことなんです。そしてあまり一般向けでない配電盤以外にも、コンセントやスイッチの工事・修理にも活躍。むしろ我々一般人はこっちに使うほうが多いでしょう。作業前に念のための通電チェック、終わって動かなかったらもう一度。そうすると『あれ、ここの電線死んでるな』なんてことが分かるワケですよ。
それでなぜコレなのか、コレには作業時に便利なペンライト機能がついているからなんです。配線はたいてい壁に埋まっているワケですし、作業の時にはブレーカーを落とすので電気が使えません。とはいえ片手にライトを持ちながらでは面倒だし・・・と、そんな時にコレなら先端から手元を照らしてくれるので至極便利。それに日置電機はこの業界ではトップクラスのメーカーなので、安心感が違います。それでいて3,000円ちょいで買えるワケですから、この先コンセントをいじったりする予定のある方は一つ買っておきましょう。」
ちなみに先ごろオープンした「東映ランド」にも一部計測器が進出。自作でも役に立つテスターの選りすぐりが販売中だ。価格は980円から |
文: GDM編集部 絵踏 一
東映無線ラジオデパート店: https://www.gdm.or.jp/shop/toei-radio/