2013.09.10 00:00 更新
2013.09.10 取材
新製品には特に目が無いTSUKUMO eX.スタッフ石井さん。そんな彼が、最近気になって仕方ないのがTDP 45Wの低消費電力版Richlandこと「A10-6700T」だ。店内のデモ機に早速導入されたということなので話を聞いてみよう。
「結論から言いましょう。コレはいいですよ。店内のデモ機を『A10-6800K』搭載PCから『A10-6700T』に変更したのですが、TDP 45Wは伊達じゃないですね。ご存知、人気のMini-ITX対応PCケースIn Win「HFrame mini」に入れているのですが、『A10-6800K』の時にはトップ部分からの排熱が非常に熱かった。ずっと触っていられないくらいです。TDP 100Wですから仕方ないのですが、やっぱり小型ケースで常用することを考えるとちょっとなぁと。GPU機能は非常に魅力なんですが実に惜しい。
そんなときに登場したのが『A10-6700T』です。これがバッチリ期待に答えてくれました。クロックは2.5GHzと低めながらRadeon HD 8650Dによる強力なVGA機能は健在。ご覧の通り、設定次第ですが『FF XIV:新生エオルゼア』程度なら無難にプレイ可能です。
店内のデモ機を実際に触っていただくと分かると思いますが、あんなに熱かったトップ部分からの排熱も全く感じません。容量制限のあるMini-ITX環境にこれほどマッチするAPUも珍しいでしょう。
ちなみに気付いた人もいるでしょうか。展示機で使っているIn Win「HFrame mini」なのですが、未発売のレッドカラーモデルなんです。そうAMDカラーのレッド・・・かどうかは知りませんが、代理店のCFD販売さんによると近日中に発売予定らいしいですよ。」
文: GDM編集部 Tawashi
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/