2013.09.14 02:53 更新
2013.09.14 取材
「GALLERIA」ブランドのBTO PCを展開する株式会社サードウェーブデジノス(本社:東京都千代田区)は2013年9月13日、多数のゲーム推奨モデルを抱える同ブランドのコンセプトを体現する新キーワード「GAME MASTER'S」を発表した。ドスパラで販売されるBTO、そしてゲーム推奨PCとはどんな哲学で作られているのか、この機会にいろいろ聞いてみよう。
数々のゲーム推奨PCを手がけるドスパラが掲げる、新たなキーワード「GAME MASTER’S」とはなにか。発表会では、株式会社サードウェーブデジノスPC本部企画部企画課課長の冨岡功氏がマイクを握り、その言葉の意味するところを語ってくれた。
解説を担当した、株式会社サードウェーブデジノスPC本部企画部企画課課長の冨岡功氏 |
まず何より重要視されるのが、ゲーム推奨PCでは対象のゲームが「しっかり動く」こと。なにやら当然のように聞こえる話ながら、「ハードとソフトは車の両輪」と考えるドスパラの対応は一味違う。ゲーム側のアップデートにおける不具合や快適プレイが可能なゲーム設定の問い合わせに至るまで、ハードとソフトの両方に精通したスタッフがサポートしてくれるという。ドスパラが「マスターズ・サポート」と呼称するサポート体制で、一般的なBTOブランドに比べハードはもちろんソフト面も丸抱えで支えてくれるというシステムだ。
一般的にはハード面のサポートに終始するところ、「GALLERIA」は実際のゲームプレイを見据えた長いスパンで対応する。推奨タイトルのことも丸抱えで頼りたい場合は大きなメリットになるハズだ |
さらに長時間のゲームプレイと拡張性をサポートする「マスターズ・ゲーミングケース」の採用や、膨大なBTOカスタム項目「マスターズ・カスタム」など、マシン構成については言わずもがなのこだわりをもつ。つまるところ、「GAME MASTER’S」とはマシンの出来栄えから手厚いサポートまでを含めた、ドスパラBTO哲学の新たな総称というワケだ。
そもそも「GALLERIA」ブランドは、国内最大級のPCゲームイベント「秋葉原PCゲームフェスタ」の主催をはじめ、スペシャルフォース世界大会における公式マシン、プロ棋士対コンピュータ将棋ソフトの対決で知られる電王戦のエキシビションマッチ用マシンを手がけるなど、各方面での豊富な実績を誇る。冨岡氏が「これまでもやってきたこと」と前置きした事柄ながら、ユーザーに「ドスパラはこんなことをやっている」ということを伝えるにはピッタリのキーワードかもしれない。
もちろんハード面も抜かりなし。長時間の快適なゲームプレイを可能にする、冷却効率に優れた「マスターズ・ゲーミングケース」を採用する |
世界大会の公式マシンに採用されるなど、抜群の実績を誇る「GALLERIA」ブランドのPC。ゲームメーカーとタイアップしたオリジナルアイテムが特典として付属するメリットも |
会場には「GALLERIA」ブランドを構成するマシンの一部が陳列されていた。ラインナップの多彩さも魅力で、20万円オーバーのハイエンドノートPCも揃える |
文: GDM編集部 絵踏 一
株式会社サードウェーブデジノス(ドスパラ): http://www.dospara.co.jp/