2013.10.02 19:04 更新
2013.10.02 取材
シャープブースの注目アイテムは、なんといっても“Mebius”ブランドを冠する10.1インチタブレットPC「Mebius Pad」だ。当然今回展示されていたのは試作機ながら、担当者によれば外観デザインは“ほぼ完成版”とのこと。そこで発売を前に、画像にてチェックしておくことにしよう。
“Mebius”ブランド復活を望むユーザーの声に応えて登場した10.1インチタブレットPC「Mebius Pad」 |
「Mebius Pad」は、10.1インチ液晶を採用したWindows 8.1タブレットPCの新製品。シャープとしては、2009年以来となる“Mebius”ブランドを冠した製品ということで、多くの新製品が並ぶシャープブース内でも一際目立つ存在だ。
10.1インチタブレットでは最高クラスの画素密度となる約300ppiを実現。実際にデモ機を確認してもドット感を感じることはなく非常に美しい |
基本的には法人ユースを前提としたモデルで、液晶パネルには10.1インチでは最高クラスとなるWQXGA(2,560×1,600ドット)IGZO液晶を採用。プロセッサには、“Bay-Trail-T”世代のAtom Z3770(4コア/定格1.46GHz/TB時2.39GHz/キャッシュ2MB)を搭載させ、パフォーマンスとバッテリー駆動時間を両立させた。
本体サイズや重量は不明ながら、厚さは10mm以下を目指しているとのこと。気軽に持ち運べる高解像度タブレットとして早期の登場に期待したい |
インターフェイスは、microSD×1、microUSB×1で、カメラはフロント/リアに各1台ずつ搭載。通信機能はIEEE 802.11a/b/g/n無線LANのほか、LTEと3Gに対応する。なお外形寸法と重量は不明ながら、厚さは10mm以下を目指しており、OSはWindows 8.1/8.1 Proの2モデルがラインナップ。なおオプションとして拡張クレードルやBluetoothキーボードなども用意される予定だ。
発売は2014年1月以降で、個人ユーザーの購入も可能。またオプションの拡張クレードルやキーボードも用意され、ノートPCスタイルやデスクトップスタイルでの利用もできる |
文: GDM編集部 池西 樹
CEATEC JAPAN 2013: http://www.ceatec.com/ja/