2013.10.04 12:06 更新
2013.10.04 取材
ASRock Incorporation(本社:台湾)からIntel Z87 Expressチップを搭載したFatal1tyシリーズのゲーミングマザーボード「Z87 Killer」が登場。本日4日(金)より販売がスタートしている。売価は税込17,980円。
ASRockとJohnathan ‘Fatal1ty’ Wendel氏の共同開発ゲーミングマザーボード、「Z87 Killer」の販売が始まった。従来モデル「Z87 Professional」が採用するIntelギガビットLANから、新たにQualcomm Atheros Killer E2200を標準搭載するこのモデルは、ゴールドコーティング仕様の日本メーカー製伝導性高分子コンデンサを100%採用。デジタルPWM「Digi Power」をはじめ、高密度電源コネクタの採用により、高耐久および高い安定性、省電力に特化されている。
また、ASRock 8シリーズの新コンセプト「A-STYLE」にも対応。サウンド回路は、SN比115dBのRealtek「ALC1150」とTexas Instruments製オペアンプ「NE5532」で構成される「Purity Sound」で、これまでのオンボード機能を超える、豊かなサウンド環境を提供。さらにモバイルデバイスとの連携機能「Home Cloud」や「HDMI-In」もサポートされる。
主なスペックを確認しておこう。15マイクロメートル厚金メッキコネクタが採用されるPCI-Express3.0(x16)スロットは3本搭載。PCI-Express2.0(x1)×4のほか、メモリスロットはDDR3×4(32GB)で、動作クロックは最大3,050MHzに対応(オーバークロック)。ストレージはSATA3.0(6Gbps)×6、USB3.0×6、USB2.0×8、映像出力はDVI-D×1、HDMI×1、D-Sub×1の3系統が用意される。
そのほか「Fatal1ty Mouse Port」の実装、マウスの移動速度を変化させて精密な照準を取ることができる「Sniper Key」、自由度の高いマクロが構成できるMacro Key構成の「Key Master」等を装備。ゲーミングマザーボードらしいギミックを用意した。
価格は17,980円。パソコンショップアークやTSUKUMO eX.で今日から販売予定だ。
文: GDM編集部 Tawashi
ASRock Incorporation: http://www.asrock.com/