2013.10.11 03:29 更新
2013.10.11 取材
テクノハウス東映のAさんが「もっと売れてもいいのに・・・」とこぼしているのは、ソニービジネスソリューション製のネットワークカメラ「SNC-CX600W」。結構値の張る立派なアイテムだが、本来は業務用のモデルとあって搭載機能がすさまじい。問題はどうやって生かすかの方かもしれない。
「先月発売のやたら高機能なネットワークカメラ『SNC-CX600W』、コレが今日ご紹介のアイテムです。名刺サイズの大きさ(厚みはそれなりですが)に、それはもう持て余すほどの機能が詰め込まれてるんですよ。本来は防犯用途にも使える業務用のカメラで、威圧感のないデザインなので店舗に設置しても浮いてしまうことがありません。個人的にも惹かれるものがあるんですけどねぇ。
一口にネットワークカメラといいますが、業務用とあってコレは一般向けに比べてかなり利口にできています。人感センサーを搭載しているおかげで、つけっ放しにしなくても人や物体の動きに反応して録画を開始できますし、それに加えて写っていた物がなくなったりした時に反応する不動体検知(置き去り・持ち去り検知)にも対応。さらにネットワーク切断をトリガーに録画を開始したりといった、もしもの場合に便利な機能も完備しています。
あとはカメラだけでなくマイクとスピーカーも積んでいるので、ネットワーク越しに双方向通話が可能です。何かあればあらかじめ録音した音声で警告もできたりと、とにかく機能の充実ぶりには目を見張るばかりですよ。
どうです、ここまで聞くとお値段が高い理由も分かりそうなものじゃないですか。ネットワークも無線LANと有線LANの両方に対応していますし、業務レベルの機能を搭載したモデルとしては安いくらいですよ。私も買って遊んでみたいんですけどね・・・今のところ思いつく使い道が『知らぬ間にやってきてフ○をまき散らすハトの生態を把握』したり、『何か雨音のような音が聞こえるけどホントに降ってるの?』ということを座ったまま確認したりとか、そんな感じなんですよね。別にコレじゃなくてもいいのかなぁ。」
文: GDM編集部 絵踏 一
テクノハウス東映: https://www.gdm.or.jp/shop/tech-toei/