2013.11.02 17:50 更新
2013.11.02 取材
USBオーディオを基板のみで販売するという、自作ユーザー向けのユニークなオーディオキットがラトックシステムから発売。東映無線ラジオデパート店で販売が始まっている。店頭ではエントリーモデルの「REX-K1648U」と中級者向け「REX-K2496U」の2製品が展開中で、価格は7,980円から。
むき出しの基板ながら機能としては完成状態で、ケーブルを繋げばそのまま使える。ケースやエンクロージャーを別途調達、あるいは改造して組み込もう。写真はエントリーモデルの「REX-K1648U」だ |
ラトックシステムが今月から開始した、新しいスタイルのUSBオーディオ自作キット。ケースやエンクロージャーはユーザー側で用意する必要があるものの、製品はそのままの状態でもケーブルを接続すれば使えるという、白箱入りの“半完成品”として販売されている。
自作要素はやや少なめながら、ショップが「好みのDAC基板と一緒に同じケースに組み込んでもいい」と説明しているように、オリジナルユニットを構成する“素材”としての転用も想定されている。また、“ファミコンPC”などのように、何らかの既存筐体を利用して組み込んでみるのも面白いかもしれない。
搭載チップがアップグレードされた中級者向けも販売中。なお、ショップによれば、これら以外の上位モデルも店頭で注文できるという |
価格は最大48kHz/16bit対応のエントリー向けD/Aコンバーターキット「REX-K1648U」が7,980円で、最大96kHz/24bit対応の中級者向けモデル「REX-K2496U」が12,800円。
なお、販売を行っている東映無線ラジオデパート店では、エントリーキットの“完成品”にあたる「REX-A1648HA1」も同時に入荷している。こちらは9,800円で販売中だ。
エントリーキット「REX-K1648U」を使用した完成品モデル「REX-A1648HA1」も同時に入荷。コネクタ位置などはまったく同じだ |
文: GDM編集部 絵踏 一
東映無線ラジオデパート店: https://www.gdm.or.jp/shop/toei-radio/
ラトックシステム株式会社: http://www.ratocsystems.com/