2013.11.04 10:00 更新
2013.11.04 取材
日本ギガバイト株式会社(本社:東京都千代田区)は、近日中に小型プロジェクタを内蔵したBRIXベアボーンキット「BRIX Projector」(型番:GB-BXPi3-4010)を発売する。今回は先行して実機を見る機会を得たのでご紹介しよう。
10月9日付けの海外リリースでも紹介したGIGABYTEのコンパクトベアボーンキットBRIX Projector(型番:GB-BXPi3-4010)の発売が11月に予定されている。外形寸法107.6×114.4×48.9mmの本体には、Texas Instruments社製のDLPミニプロジェクタを搭載。プロジェクタ出力は本体映像に加えて、HDMI-Inによる外部入力に対応。また本体側面にはドルビーデジタル対応の1.5Wステレオスピーカーが内蔵され、単体での運用が可能だ。
搭載CPUは、HaswellベースのCore i3-4010U(2コア/4スレッド/1.70GHz/L3キャッシュ3MB/TDP15W/Intel HD Graphics 4400)で、オンボードグラフィックによる4K出力をサポート。メモリスロットはDDR3L SO-DIMM×2(1.35V/最大16GB)、ストレージはmSATA×1、拡張スロットはminiPCI-Express×1(WiFi+BTカード搭載)を備える。
そのほか、インターフェイスは、USB3.0×4(フロント×2/リア×2)、S/PDIF×1、ギガビットLAN×1。ディスプレイ出力は、HDMI×1、miniDisplayPort×1の2系統。プロジェクタ解像度は、WVGA(864×480ドット)、出力サイズは7~85インチ、輝度75ルーメンで、コントラスト比は1:900。付属品には3脚も用意され、本体底面に装着すれば容易にプロジェクタ機能を利用することができる。
なお、型番等の詳細は不明ながら、2.5インチデバイスが搭載可能なHaswell採用モデルや、AMD系のモデルも用意されている模様。年末に向けてBRIXの新モデルには注目しておいた方がよさそうだ。
文: GDM編集部 Tawashi
日本ギガバイト: http://www.gigabyte.jp/