2013.11.21 11:39 更新
2013.11.21 取材
Thermalright(本社:台湾)から発表された、φ6mmの銅製ヒートパイプを8本搭載したファンレスCPUクーラー「HR22」のサンプル版が登場した。予価10,000円オーバーとなる同社製クーラー久々の大物だ。
いかにもThermalrightらしい風貌のφ6mmの銅製ヒートパイプを8本搭載したファンレスCPUクーラー「HR22」が間もなく発売される。
受熱ベースには、純度99.9%を誇るC1100銅が採用され、CPUから発生する熱を素早くヒートパイプに移動。これを独自空力デザインとエアフロートンネルを備えた35枚のフィンを使い冷却する。製品には、ケースの排気ファンを利用して冷却する蛇腹状のダクトが付属。合わせて利用することで、ファンレスでの安定動作を可能にしている。
またヒートシンク部をずらした“軸変位”デザインにより、メモリスロットやPCI-Expressスロットとの干渉を排除。拡張性を犠牲にすることなく、ファンレスPCを組み上げることができるのも特徴だ。なお、製品にはファン搭載用クリップも付属。別途ファンを用意することでサイドフロー型CPUクーラーとしても運用可能。
フィン厚は0.5mm、間隔は2.8mmで、外形寸法は、W120×L150×H159mm、重量1,120g。対応プラットフォームは、Intel LGA2011/1366/1156/1155/1150/775、AMD Socket FM2/FM1/AM3+/AM3/AM2+AM2。サンプル版が入荷中のオリオスペックによると、予価は14,000円前後となるとのこと。
文: GDM編集部 Tawashi
Thermalright: http://www.thermalright.com/