2013.11.23 00:57 更新
2013.11.23 取材
2014年4月9日にサポートが完全終了するWindows XP Service Pack 3。そんなWindows XPシステムを約5年延命できるユニークなサービスがNECから提供されている。その仕組みについて解説しよう。
2014年4月9日に製品サポートが終了されるWindows XP Service Pack 3。エルミタ読者のような自作派はともかく、企業システムでは、移行が間に合わず、サポート終了後もWindows XPが使えないと困るという場面も少なくないだろう。そんな時に便利なサービスが、NECの「Windows XP システム延命サービス」だ。
「Windows Embedded Standard 2009」を使ったWindows XPシステムの延命サービス。アプリケーションレベルではその違いを意識する必要はないとのこと |
本サービスではWindows XPとほぼ同等の機能を備えているWindows Embedded Standard 2009をOSに採用。Windows 8.1/8/7では動作できない業務システムを最長約5年間も延命することができる。なお導入方法は、OSがプリインストールされたファクトリー向けPC「E16U」の購入以外に、自社のPCにOSを適用するサービスも用意されている。
文: GDM編集部 池西 樹
Embedded Technology 2013: http://www2.jasa.or.jp/et/ET2013/