2013.11.29 12:00 更新
2013.11.29 取材
「秋葉原電気街」誕生のきっかけとなったとも言われるJR総武線高架下の電子パーツ売り場「秋葉原ラジオストア」が、明日11月30日(土)いっぱいで営業を終了。1950年開業以来続いた64年の歴史に幕を下ろす。
JR秋葉原駅の電気街口を出てすぐ。総武線高架下にある「秋葉原ラジオストア」が、11月30日(土)で営業を終了する。1950年の開業以来、さまざまな電子部品を扱う屋台のような小規模店舗が密集している様子は、再開発が進んでいる秋葉原にあって“アキバらしさ”を残す数少ないスポットだった。
秋葉原駅側の入口。向かって左側が「秋葉原ラジオストア」 |
中央通り側の入口。向かって右側が「秋葉原ラジオストア」となる |
閉店するのは、中央通り側の「九州電気」から一列。秋葉原駅側の「さいとう」までの計10店舗。28日(木)の時点では、半額セールや抵抗・コンデンサのオール100円セールなどを実施している店舗も確認できた。
なお、これらの店舗は、閉館後、新店舗やWeb通販などで営業を継続するとのこと。詳細については各店のWebで確認してほしい。また、一見すると同じ建物内のように見える「ラジオセンター」や「秋葉原電波会館」の営業は、今のところ通常通り続くとしている。
文: GDM編集部 Tawashi
秋葉原ラジオストアー: http://www.akiba-rs.co.jp/index.html