2013.12.05 02:53 更新
2013.12.05 取材
日々進化を続ける様々なテクノロジー、なんと最近の関数電卓にはタッチパネル搭載のカラー液晶モデルがあるらしい。東映無線ラジオデパート店のMさんが(主に玄人向けに)コレオシする、ヒューレット・パッカードの新しい高級機「Prime Graphing Calculator」をとにかく見ていただこう。
「もともと計測器からスタートしたメーカーとあって、HP製の関数電卓はその筋の方々に昔から人気があるんですよ。本家の電卓事業が日本から一度撤退したりとドタバタもありましたが、その流れを組む最新機種がこの『Prime Graphing Calculator』。スゴイでしょう、なんと今のモデルはタッチパネルなんですよ。しかも液晶もカラー表示と無駄なまでにハイスペック。他社製とは一段違う高級機、アキバ界隈で置いているのはウチくらいだと思いますよ。
ここまで立派なお値段なワケですから、当然2、3,000円の関数電卓とは物が違います。メモリを内蔵しているので自分で組んだ式を代入してあげたりとか、グラフ化だって出来てしまう。以前の機種でも出来たことではありますが、カラー液晶になってグラフも見やすくなったし、タッチパネルのおかげで操作もスマホ感覚ですよ。
・・・そもそも高度にデジタル化しちゃった以上、メニューが多層化しすぎてタッチパネルでもないとキツイんです。“グラフ電卓”としてグラフィカルで直感的に操作できるようになった、これに尽きるでしょう。関数電卓も時代の要求に応えて進化しているというワケですね。
とはいえここまで高機能なモデルを使いこなすというと、その道のプロか、さもなくば半分趣味で関数電卓を叩いているような方向けになると思います。しかも輸入品なので英語マニュアルのみ。・・・見てください、これは他のモデル用ですが、関数電卓のマニュアルって辞典並みなんですよ。これはもう以前からHP製電卓を使ってる方以外には難しいでしょう。それを聞いても『お、いいね』とワクワクしている、今日はそんなあなたに向けてのコレオシですね。」
文: GDM編集部 絵踏 一
東映無線ラジオデパート店: https://www.gdm.or.jp/shop/toei-radio/