2013.12.15 01:50 更新
2013.12.14 取材
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社(本社:東京都台東区)は14日(土)、秋葉原のツクモパソコン本店において「MSI冬の新製品特別セッション in Akiba」を開催した。国内未発売の新製品も確認できたので、実機画像を交えて紹介しよう。
展示されていた「R9 290X Twin Frozr 4S OC」は、MSIでグラフィックスカードのAPAC全体を担当するM氏が13日(金)に来日した際、台湾本社から直接持ち込んだというもの。全世界でも数枚しか存在しない、正真正銘の貴重なサンプルだ。しかも16日(月)のフライトでM氏と共に早々と帰国するため、お披露目も本日のイベント限定となった。
詳細は不明なものの、カード本体はオリジナル基板+「Twin Frozr 4S」という構成。「Twin Frozr 4S」もRadeon R9 290X向けにカスタムされたモデルらしく、見た目の形状もすでに販売中の「R9 280X Twin Frozr 4S OC」で採用されている「Twin Frozr 4S」とは異なっている。
高負荷時の環境において、リファレンスクーラーでは手に余るほどの高発熱を出すRadeon R9 290X。冷却能力には定評のある「Twin Frozr 4S」だけに、どれほどのポテンシャルを発揮してくれるのか、今から非常に気になるところだ。
なお発売は「日本市場だけでも年内に間に合わせるよう動いている」(M氏)とのことだが、場合によっては年明けになる可能性もあるようだ。価格はリファレンスモデルよりワンランク上の80,000円ほどを予定しているという。
来週にも店頭販売が開始される「GTX 780-Ti Twin Frozr 4S OC」 | |
途中行われたAMDによるセッションでは「Mantleによる性能向上は1ケタではない」と大幅な性能向上を示唆する発言もでた |
文: GDM編集部 Tawashi
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社: http://jp.msi.com/
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/