2014.01.23 03:12 更新
2014.01.23 取材
イオシス アキバ中央通店のカウンター前にそびえる“便器の山”。実はこう見えて「洋式トイレ型スピーカー」を称する、れっきとしたオーディオデバイスだったりする。そうとなれば、オモシロ系雑貨の仕入れを一手に手がける大久保さんの出番。こういうモノの話は仕入れた張本人に聞いてしまおう。
「まったくもって何だこりゃ!っていうアイテムですよねぇ。見た目は便器そのもの、それでその中から音楽が聞こえてくるっていうから面白い。今日はこの『洋式トイレ型スピーカー』のご紹介なワケですが、正直見た目の奇抜さが成分のほとんどなので、こじつけるような話があまりないんです(笑) とはいえ、コイツとの出会いには結構運命的なものを感じましたね・・・と、そんなに大げさではないんですけども。
そもそもコレは香港のデカイ展示会に出向いた時に見つけたものなんですよ。展示会といえばブースを巡って一日に2万歩は歩くことになるんですが、その日は目ぼしい物が何も見つからず。やれやれと思いながら回っていた時に、目に飛び込んできたのがこのトイレ。結構真面目な展示会だったので、やたらと浮いていたのを覚えてますよ。そうやって一目惚れ(?)した結果がこの“便器の山”というワケですね。
そして肝心のスピーカーを便座の奥という恐るべき場所に内蔵しているコイツ、これでそれなりにいい音が出るんですよ。しかも便座は開閉しますから、ウチの命名担当には『【ふたを閉めれば消音!?】洋式トイレ型スピーカー【USBバスパワー】』という(やたら長い)名前を与えられてしまいました。閉めて音が消えるというより“こもる”という感じなんですが、便器だけにソッチの方が“らしい”ような気もしますね。」
文: GDM編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/