2014.01.29 17:12 更新
2014.01.29 取材
SAPPHIRE TECHNOLOGY LIMITED(本社:香港)から、トリプルファンクーラー「Tri-X」搭載のRadeon R9 290X「SA-R9290X-4GD5R03/11226-00-40G」とRadeon R9 290「SA-R9290-4GD5R03/11227-00-40G」の発売が開始された。
SAPPHIREおなじみのベイパーチャンバーと3連ファンで構成される「Tri-X」クーラーを搭載 |
オリジナル「Tri-X」クーラーをマウントさせた、SAPPHIRE製Radeon R9 290X/290搭載グラフィックスカード2モデルの発売がアキバでスタートした。
発熱が多いことで知られるRadeon R9 290X/290、一部ではリファレンスクーラーの冷却不足も指摘されているが、「Tri-X」ではベイパーチャンバーを実装した受熱ベースと3連ファンを組み合わせることで、高い冷却性能と静音性を両立。リファレンスモデルの購入に躊躇していたユーザーでも安心して使用できる。
基板から大きく迫り出した「Tri-X」クーラー。グラフィックス搭載スペースは余裕を持って300mm程度用意したい |
スペックは、Radeon HD 290Xを搭載する「SA-R9290X-4GD5R03/11226-00-40G」が、コアクロック1,040MHz(リファレンス1,000MHz)、メモリクロック5,200MHz(リファレンス5,000MHz)、メモリバス幅は512bitで、ビデオメモリはGDDR5 4GB。Radeon HD 290を搭載する「SA-R9290-4GD5R03/11227-00-40G」が、コアクロック1,000MHz(リファレンス947MHz)、メモリクロック5,200MHz(リファレンス5,000MHz)、メモリバス幅は512bitで、ビデオメモリはGDDR5 4GBを実装する。
補助電源コネクタは8+6pin。コネクタ部分が干渉しないように、ヒートシンクの一部がカットされている | 排気口が広く設けられたバックパネル。出力インターフェイスはDVI-D×2、HDMI×1、DisplayPort×1の4系統 |
出力インターフェイスは2モデル共通で、DualLink DVI、HDMI×1、DisplayPort×1、DisplayPort×1の4系統。バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)で、補助電源コネクタは8+6pinを備える。
なお取材時点で販売を確認したのは、ツクモパソコン本店で、価格はRadeon R9 290Xが85,800円、Radeon R9 290が63,800円。また価格未定ながらドスパラ パーツ館でも入荷を確認している。いずれも在庫は極少量ということで、購入を検討しているなら素早い判断が要求されそうだ。
文: GDM編集部 Tawashi/GDM編集部 池西 樹
SAPPHIRE TECHNOLOGY LIMITED: http://www.sapphiretech.com/
株式会社アスク: http://www.ask-corp.co.jp/