2014.02.16 02:29 更新
2014.02.15 取材
日本ギガバイト株式会社(本社:東京都千代田区)は15日(土)、秋葉原のツクモパソコン本店において「GIGABYTE & AMD DetonatioNゲームイベント」を開催した。DirectXとMantleの比較を行うなど、興味深いデモも確認できたので紹介しよう。
日本AMDのストラテジック・アカウント セールス本部 ディレクターの稲川 公裕氏。現在、A10-7850Kの品薄改善に向け努力しているとのこと |
イベントは、GIGABYTE製のKaveri対応マザーボード紹介や、AMDスタッフによるRadeon/Kaveriの機能紹介、マルチゲーミングチーム「DetonatioN」との対戦などが行われた。
冒頭、挨拶に登場した日本AMDのストラテジック・アカウント セールス本部 ディレクターの稲川 公裕氏は「AMDはクライアントPC(Client)、コンソール(Console)、コンテンツ(Content)、クラウド(Cloud)という4つの『C』により、PCやゲーム業界を総合的に牽引していくメーカーになっていく」とアピール。
また、自作ユーザーにとっては気になる新型APU「A10-7850K」の在庫状況については「好評につき品切れとなっているが、すぐに解消すべく努力しているのでもう少し待ってほしい」とコメント。具体的な入荷時期などについては明言されず、もうしばらくの辛抱が必要となりそうだ。
株式会社Project White(ツクモ)の代表取締役社長 鈴木 淳一氏。ゲームPC「G-GEAR」を所属選手に提供することが発表された | マルチゲーミングチーム「DetonatioN」代表の梅崎 伸幸氏も参加。参加者と「WORLD OF TANKS」を使った協力プレイも |
イベントでは、先日発表されたTSUKUMOブランドを展開するヤマダ電機グループの株式会社Project Whiteとマルチゲーミングチーム「DetonatioN」とのパートナーシップ締結により提供されることとなった、ゲームPC「G-GEAR」のスペシャルモデルもお披露目された。
登場した株式会社Project Whiteの代表取締役社長 鈴木 淳一氏は「今回提供させていただくスペシャルPCは、当社のゲーム好きでマニアなスタッフが集まって厳選したモデルに仕上がっています。このPCで練習していただき、是非、大会などで良い成績を収めて欲しい」と語った。
国内市場で販売中のGIGABYTE製Kaveri対応ゲーミングマザーは全部で8モデルがラインナップする 関連記事(日本ギガバイト) |
さて、自作目線で興味を引いたのが、DirectXとMantleの比較デモだ。GIGABYTE製のKaveri対応ゲーミングマザー「G1.Sniper A88X」をベースに、全く同じ環境を2つ構築。グラフィックスAPIを、DirectXとMantleの2通りに設定した「バトルフィールド4」をプレイ可能な状態としたものだ。
並んでいるために容易に比較をしやすく、訪れた来場者達は一様にMantle版「バトルフィールド4」のパフォーマンスに驚いた様子だった。スペースや機材の問題などはあるものの、是非パーツショップでも常時行ってほしい。
文: GDM編集部 Tawashi
日本ギガバイト: http://www.gigabyte.jp/
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/