2014.03.06 18:42 更新
2014.03.06 取材
TDP10Wの4コアSoC、Celeron J1900を搭載するMini-ITXボード、GIGABYTE「J1900N-D3V」の入荷がアキバでスタート。発売は明日9日予定で、販売価格は税込11,400円~11,980円。
TDP10Wの4コアSoC、Celeron J1900を搭載する「J1900N-D3V」。充実したレガシーインターフェイスを備え、工夫次第で様々な用途に利用できそうだ |
GIGABYTEから、「BayTrail-D」ことCeleron J1900(4コア/定格2.00GHz/TB時2.42GHz/キャッシュ2MB)を搭載するMini-ITXマザーボード「J1900N-D3V」が登場した。TDP10Wの低消費電力を生かしたファンレスモデルで、「Ultra Durable 4 Plus」準拠の高品質コンポーネント設計により、安定性や耐久性を確保した。
メモリスロットはDDR3-SODIMM。標準的な1.5Vモデルも使用できるのは嬉しいところ | 充実したバックパネルインターフェイス。ディスプレイ出力もデジタルとアナログの2系統を備える |
またシリアルポート×2やPS/2×2、PCIスロットなどレガシーインターフェイスが充実しているのも特徴。ギガビットLANも2ポート用意され、省電力クライアントPCの他、常時起動のファイルサーバーや録画サーバーとして使うのも面白い。
品質規格は「Ultra Durable 4 Plus」に準拠。湿気に強いPCBや固体コンデンサ、低RDS(On)MOSFETなどの高品質コンポーネントを採用する |
メモリスロットはDDR3-SODIMM×2(1.35V/1.5V両対応、最大8GB)、USBポートはUSB3.0×4(リア)とUSB2.0×2(ピンヘッダ)の計6ポートで、SATAはSATA2.0(3Gbps)×2を搭載。ディスプレイ出力はDVI-D×1、D-Sub×1の2系統を備え、デュアルディスプレイに対応する。なおこれまでの「BayTrail-D」と同様、対応OSはWindows 8.1/8のみで、Windows 7には非対応となる点には注意が必要だ。
取材時点で入荷を確認したのは、パソコンショップアーク(税込11,400円)、東映ランド(税込11,410円)、パソコンハウス東映(税込11,410円)、BUY MORE秋葉原本店(税込11,980円)の4店舗で、いずれも明日7日より発売が開始される。
※21時更新:テクノハウス東映にも入荷を確認。販売価格は税込11,280円。
文: GDM編集部 Tawashi/GDM編集部 池西 樹
GIGABYTE TECHNOLOGY: http://www.gigabyte.com/