2014.03.12 04:15 更新
2014.03.12 取材
日本AMD株式会社(本社:東京都新宿区)は、2014年3月11日(火)、アキバナビスペース(東京都千代田区外神田3-1-8)にて「MANTLE体験イベント in 秋葉原」を開催した。その中でASUSTeKやGIGABYTE、MSIは参考展示を実施。本邦初公開となった気になる新製品も確認できたので、その模様をお伝えしておこう。
まず目を引いたのが、MSIのOC向けグラフィックスカード「LIGHTNING」シリーズの新モデルでRadeon R9 290X搭載の「R9 290X LIGHTNING」だ。VGAクーラーには、個別に回転数を調整できるトリプルファンクーラー「TriFrozr」を装備。軍事調達規格「ミリタリークラス4」準拠のほか、オーバークロック耐性を高めるために用意された12層PCBのオリジナル基板。電源回路にはGPU 12フェーズ、メモリ3フェーズの15フェーズ回路が実装され、8pin×2、6pin×1の補助電源コネクタを備える。
OCチューンが施された各クロックは、コアクロック1,080MHz(リファレンス1,000MHz)、メモリクロック5,000MHz、メモリバス幅は512bitで、GDDR5 4GBメモリを実装。出力インターフェイスは、DualLink DVI-D×2、HDMI×1、DisplayPort×1。早ければ「今週末の15日(土)にも店頭に並ぶかもしれない」(エムエスアイコンピュータージャパン)という。
もうひとつMSIから。先日レビューをお届けしたばかりのSocket FM2+対応ゲーミングマザーボード「A88X-G45 GAMING」のMicroATX版となる「A88XM GAMING」が展示されていた。売れ行きも好調だという「A88X-G45 GAMING」に続き、こちらも人気が出そうなモデルで発売は22日(土)頃を予定。流通量が回復した「A10-7850K」とセットでと考えている人も多そうだが、もう少しの辛抱だ。
つい先日、Facebook上でその存在が明らかとなったRadeon R9 290X搭載の「ASUS ROG MATRIX 290X」。「R.O.G.(Republic of Gamers)」シリーズのハイエンドグラフィックスカードだ。14フェーズのデジタル電源回路「DIGI+ VRM」に高品質コンポーネント「Super Alloy Power」の搭載。ブラックカラーの極太ヒートパイプを採用した最新世代の大型クーラー「DirectCU II」を装備するなど興味は尽きない。
さらに補助電源コネクタは8pin×2なのだが、他にペリフェラル4ピンコネクタも確認。こちらは「MATRIX MEMORY DEFROSTER」というメモリ用ヒーターで、極冷時のコールドバグを防ぐ機能のひとつだという。
なお同イベントの主役であるAMDからは、3月11日(火)以降に「A10-7850K」または「A10-7700K」を購入すると、先着で1,000名に人気FPS「バトルフィールド4」がプレゼントされるキャンペーンが発表された。期間は4月13日(日)まで。詳細は同社WEBを確認してほしい。なお、残念ながらすでに購入した人は対象外。
文: GDM編集部 Tawashi
日本AMD: http://www.amd.com/jp/
ASUSTeK: http://www.asus.com/jp/
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社: http://jp.msi.com/