2014.03.27 11:17 更新
2014.03.27 取材
熱中症の危険がひと目で把握できる、株式会社マザーツール製熱中症指数モニター「TM-188」のサンプルが東映無線ラジオデパート店に入荷している。全球型黒球を備えた業務ユースの本格派モデルで、予価は24,000円前後。4月中の発売が見込まれている。
トランシーバーのような本体には、測定結果を表示する液晶ディスプレイを搭載。熱中症指数「WBGT」をはじめ、1台で様々な項目の測定に対応している |
熱中症は、単に温度だけでなく湿度など複数の環境に起因して発生する。環境省では人体の熱収支に影響の大きい湿度、輻射熱、気温の3つを取り入れた指標「WBGT」を“暑さ指数”(熱中症指数)と称しているが、この「TM-188」はその数値を詳細に測定できる熱中症指数モニターだ。
1台で熱中症指数(屋内/屋外)・黒球温度・気温・相対湿度・湿球温度・露点の6項目の測定に対応する本格的なモデルで、スポーツはもちろん労働環境などの安全管理にも活用できる。
底面にはPC接続用のUSBポートとACアダプタ用端子を搭載。基本は電池(9V電池)で駆動し、背面にはカメラ用三脚に対応した固定穴も備える |
本体にはPCと接続できるUSBポート(Mini-B)も備え、専用ソフトでグラフィカルに表示、ログの取得などが可能。単体モデル「TM-188」以外に、PC接続用ケーブル、専用ソフト、ACアダプタが付属した「TM-188D」もラインナップしており、こちらは予価35,000円前後となっている。
文: GDM編集部 絵踏 一
東映無線ラジオデパート店: https://www.gdm.or.jp/shop/toei-radio/