2014.03.31 12:29 更新
2014.03.31 取材
ほんのり暖かい光り具合が懐かしげな、フィラメント管を使った時計キット「Numitron Tube Clock Kit」の取り扱いが三月兎2号店で始まっている。店頭では入荷と同時に展示デモも実施されているため、興味のある人は足を運んで確かめてみよう。
卓上でレトロな雰囲気が楽しめる、新作工作キット「Numitron Tube Clock Kit」の店頭販売が先週からスタートしている。ニキシー管や真空管などの関連アイテムを手がけるShop Re Electronicsの製品で、今回のモデルにはフィラメント管を採用。独特の光り具合が楽しめる時計を組み立てることができる。
時計としての基本機能に加え、日付・年表示や内部温度計を利用した温度表示、エフェクト動作が可能。設定項目としては、パーツ実装済み・ソフト書込済みのコントローラにより、点灯・消灯時間設定やシャッフルエフェクト設定、カウントアップエフェクト設定に対応している。
店内では実際に動作した状態を展示機でチェックできる。ただし展示用のアクリルケースは非売品のため、ケースは要自作。追加でACアダプタの購入も必要だ |
工作にはハンダ付けが必須。フィラメント管の実装はやや難易度が高めなため、中級者以上の腕前が必要になるだろう |
なお、完成にはハンダ付け作業が必須。ショップでは「中級者以上の方向け」と説明しているほか、メーカーでは目安として「1608サイズの抵抗やコンデンサが問題なく実装できるレベル」としている。また、動作には追加で5V/1A以上のACアダプタを用意する必要があり、秋月電子で販売中の「GF12-US0520」などが推奨されている。
三月兎2号店における販売価格は15,000円(5%税込価格)だ。
文: GDM編集部 絵踏 一
三月兎2号店: https://www.gdm.or.jp/shop/usagi-2/