2014.04.12 03:42 更新
Socket版Kabiniこと、AM1プラットフォームのAPU&マザーボードが今週からいよいよ発売開始。かつて主力ブランドとして鳴らしたAthlonとSempronの名が久しぶりに復活したこともあって、早くも飛びついてしまったショップスタッフは多い。パソコンハウス東映の塩原さんもその一人だが、何やら新たに入荷してきたASRockのMini-ITXマザー「AM1H-ITX」にも食指が動きそうな勢いだ。
「いいですねぇ、Socket版Kabini。私もショップスタッフとしての義務感から(?)、早速にSempron 3850をベースに1台組んでしまいました。だってクアッドコアでTDP25Wでこの値段って、もうそれだけでスゴイですよね。普通に一式組んでもスマホより安いし(笑) 特に使い道もないというのに、むくむくと自作意欲が湧いてしまいます。そうしたら今日ASRockから『AM1H-ITX』なんていうMini-ITXマザーが発売されてしまって・・・これがまた出来がいいモデルなんですよ。
まず一番のお気に入りは、ネイティブでACアダプタに対応してるところでしょうか。Kabini自体が省電力なので、その他がSSD 1台とかシンプルな構成なら、十分にACアダプタ駆動でいけます。グラフィックスカードを積みたい場合は電源ユニットが必要ですが、要はニーズに合わせて電源構成を選べるっていうメリットがあるんですよ。ACアダプタを選ぶなら、Thermaltakeの『Toughpower 120W』(税込4,100円)とかNUC向けのアビー『FSP065-REB』(税込2,530円)あたりがオススメですね。
それにこのモデルはSATA3.0が4ポート、miniPCI-Expressスロットも搭載してたりと、拡張性もなかなか。画面出力含めI/Oが充実しているので、いろいろなニーズにマッチすると思います。正直衝動的に組んだので、使い道の提案までは考えてないんですが・・・まぁそのあたりは考えたら負けでしょうね。」
文: GDM編集部 絵踏 一
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