2014.04.17 18:00 更新
2014.04.17 取材
オリオスペックにて、BIOSTAR Microtech International Corp.(本社:台湾)の仮想通貨bitcoin採掘専用ボード「BTC-24GH」の展示がスタート。発売は4月24日予定で、本日より予約受付が開始されている。
計64枚のASICを搭載し、24GH/secの処理能力を実現したBIOSTAR「BTC-24GH」 |
ワールドワイド向けプレスリリースで一報をお届けした、仮想通貨Bitcoin採掘専用ボード、BIOSTAR「BTC-24GH」の展示がオリオスペックで開始された。
むき出しで配置された「ASIC」。計算処理時にはかなり発熱するため、別途冷却機構は必須となる |
基板上にはハッシュ関数を処理する専用チップ「ASIC」が64枚実装され、ボード1枚でRadeon HD 7970 30枚分に相当する24GH/sec(ギガハッシュ/秒)の処理能力を実現。さらに付属のシグナルケーブルを使えば最大50枚まで連結でき、最大1,200GH/sまで処理能力を向上させることができる。
付属のシグナルケーブル(COM to COM)と電源ケーブルを使えば、最大50枚まで連結可能。並列処理により処理速度を向上させることができる |
なお1枚あたりの消費電力は130Wと比較的大きく、電源ユニットには+12V 1系統出力で12A以上が必須。また店員によれば「チップ自体の発熱もかなりあるため、別途ヒートシンクやファンを使った冷却は必須になる」とのこと。
設置方法の検討も必要になるなど、かなり上級者向けアイテムだが、Bitcoinの採掘をしているユーザーには注目の製品となるだろう。なお展示期間は今週末までで、発売は4月24日予定。オリオスペックでは本日より予約受付も開始されている。
データ制御用のPCとはUSB2.0を経由して接続。製品にはシグナルケーブル、電源ケーブル、USBポート接続ケーブルが同梱される |
発売元は国内正規代理店の株式会社アユート。なお製品保証は初期不良期間1ヶ月のみ |
文: GDM編集部 Tawashi/GDM編集部 池西 樹
BIOSTAR Microtech International Corp: http://www.biostar.com.tw/