2014.04.21 00:00 更新
今回で800回目を迎える“キリ番”のコレオシは、東映ランドから小粒でちょっと面白いShuttle製ベアボーン「DS81」をご紹介。主に業務ユースを見据えた仕様ながら、4K2画面出力など自作ユーザーも注目のトピックが満載だ。
「小さいながらにスゴイことが色々できちゃう、今日ご紹介のShuttle製ベアボーン『DS81』はまさにそんなアイテムです。RS232C対応のシリアルポートを2基搭載していたりと、本来は産業向けのモデル。この手のマシンは結構値が張るのが一般的ですが、これならHaswell世代のデスクトップCPUをベースに手軽に組めちゃいます。TDP65Wまで対応しているので、選べるCPUもたくさんありますよ。
それに小さいながらにI/Oが充実していて、シリアルポートだけじゃなくDisplayPort×2とHDMI×1も搭載。さらにデジタルサイネージ向けの機能なんでしょうか、そこから4K解像度を2画面出力できるっていうから驚きです(要対応環境)。ギガビットLANもデュアル搭載しているので、片方をネットに繋いでもう片方にNASを接続する、なんてこともOK。やたらと多いUSBポートやカードリーダーも積んでいたりして、普通のユーザーにとっても便利なマシンが組めそうですね。
それにminiPCI-Expressスロットもハーフとフルサイズの2基を搭載できたりと、拡張性も侮れない。もちろん省電力なのでACアダプタ駆動、さらにVESAマウントにも対応しています。個人的に産業向けマシンが好きなせいもありますが、このサイズでこんなアレコレができるのは素直に感心!なんだか使い道もないのに欲しくなってきましたね。」
文: GDM編集部 絵踏 一
東映ランド: https://www.gdm.or.jp/shop/2013/0828/42349