2014.05.22 12:05 更新
2014.05.22 取材
Socket版Kabiniを使った様々なデモPCがショップを賑わしているが、今度はTSUKUMO eX.の某スタッフ氏が、無理やりPROLIMA TECH製の人気CPUクーラー「Samuel17」を装着。TDPわずか25Wの「Athlon 5350」を一生懸命に冷やしている。
Socket AM1プラットフォームとは思えない巨大な冷却クーラーを装備 |
今更説明するまでもなく、Socket AM1対応マザーボードではリファレンスクーラー以外のCPUクーラーを使用することはできない(ファン口径変換アダプタは発売済み)。
そこで、改造に踏み切ったのがTSUKUMO eX.のスタッフN氏。早速購入した「Athlon 5350」とSocket AM1対応マザーボード「AM1B-M」に、PROLIMA TECH製でロープロファイル対応の人気CPUクーラー「Samuel17」を装着した。
メモリによっては干渉する。今回はヒートスプレッダの一部を取り外して対応している |
もちろん取り付けには改造が必須で、もともと付属しているLGA 1366用リテンションにM2.5ドリル刃で穴を開けたという。同氏によると、ポイントは「テンションが緩まないように、スプリングワッシャをかましてるとこ」とか。
横に挿してあるグラフィックカード(Radeon X1650 Pro)も気になる・・・。気合があればCPUクーラーやチップ用クーラーをつけることも可能とか |
ちなみに、気になる冷却性能は「アイドル時で25℃~29℃くらい」。そこまで頑張って、低消費電力の「Athlon 5350」を冷やす必要があるのかという野暮な質問は置いといて、「これぞ自作の醍醐味」とは本人のコメント。残念ながら展示の予定はないという。
文: GDM編集部 Tawashi
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/