「実は日本は世界でもトラックボール使いが多いお国柄らしいですが・・・ご存知でしたか？今日はそんな“トラックボーラー”にオススメしたい『Clearly Superior Technologies（CST） Laser Trackball』のご紹介です。以前に並行輸入品が販売されたこともありましたので、見たことのある方もいらっしゃるかもしれません。米連邦航空局でも採用されている完全メイド・イン・アメリカの製品で、このUnicomp製『Model-Mキーボード』とも相性バツグンじゃないですか？

・・・という、ちょっとわざとらしいイントロはさて置き、このモデルは現在では珍しく支持機構にステンレスローラーを採用した製品なんです。ルビー球とはひと味違うゴロゴロした操球感・・・たまりませんね。ボールはビリヤード球と同じ57mmという大玉トラックボールで、この組み合わせからKnesingtonの『Expert Mouse 5』（EM5）を連想する古参ユーザーもいらっしゃるでしょう。ボール自体はやや重めでクリックも深めと多少クセがありますが、慣れるとこれが結構心地いいんです。ちなみにスイッチには、パナソニック製のマイクロスイッチが採用されているんですよ。

それと詳しくはリリースを参照していただきたいのですが、このシリーズは外部スイッチによる機能拡張に対応したモデルがいくつかあります。最大5ボタンに拡張できる“プロフェッショナル”モデルから、主に障害者の方向けとなる特殊モデルまで。対応の外部スイッチも直販で販売する予定ですので、気になった方はチェックしてみてください。

最後にこれは余談ですが、この製品のボールはベルギーの高級ビリヤード球メーカーAramithが製造しているんですよ。ビリヤード球サイズなのも、なるほど納得です。KensingtonやLogitech（Logicool）も同社からボールの供給を受けているとのことで、トップメーカーのトラックボール（のボール）はベルギーが故郷だったんですね・・・といううんちく話を聞いたところで、これからこの『CST Laser Trackball』をよろしくお願いします！」

世界でも数社しかない、高精度なビリヤード球製造を手がけるベルギーAramith社製のボールを採用。その他トップメーカーも同社からボールの供給を受けている

文： GDM編集部 絵踏 一
ダイヤテック株式会社： http://www.diatec.co.jp/