2014.06.03 00:53 更新
2014.06.03 取材
「COMPUTEX TAIPEI 2014」開幕前夜、台北101近くのクラブ「HIVE CLUB」で開催された、CORSAIR(本社:アメリカ カリフォルニア州)の創立20周年記念イベント。本番前の夜だけに、飲み食いだけのお祝いムード一色と思いきや、会場には注目の新製品が多数展示されていた。今回はその中でも注目のCube型MicroATXケース「Carbide Series Air 240」をご紹介しよう。
CORSAIR「Carbide Series」といえば、マザーボードトレイを中心に左右に分かれた「デュアルチャンバー」構造を採用する秀作「Carbide Air 540」がライナップする人気シリーズ。同シリーズに投入が予定されるのが、MicroATX対応「Carbide Series Air 240」だ。
ホワイトとブラックの2色が展示されていた待望の新作「Carbide Series Air 240」 |
その外観スタイルから、既存「Carbide Air 540」の小型版という位置付けで、左側面には大型アクリル窓が装着されている。
MicroATX対応の小型ケースだからと侮れず、240mmサイズラジエターはフロントとボトム部の2箇所にマウント可能。(後者の場合、マルチグラフィックス構成は不可)ドライブベイは5.25インチ×0、3.5インチシャドウベイ×3、2.5インチシャドウベイ×3になるという。
どうやら縦置き横置き両対応で設計されているらしく、設置方向に合わせてエンブレムは90°向きを変更する事ができる |
リア側から観察すると、電源ユニットは正面右したに縦マウント。マザーボードのバックパネルI/Oはセンターに縦レイアウトされる事から、「Carbide Air 540」同様に「デュアルチャンバー」構造が採用されている事が想像できる。また排気用増設ファンスペースは2つで、拡張スロットは4段になる模様。
発売については8月以降で、売価は現時点未定。なお今回はあくまで”前夜祭”での挨拶代わり。明日から始まる「COMPUTEX TAIPEI 2014」期間中、グライドハイアット台北のプライベートルームで開催される展示会で詳細が明らかになるだろう。
文: GDM編集部 松枝 清顕
CORSAIR: http://www.corsair.com/