2014.06.03 01:37 更新
2014.06.03 取材
CORSAIR(本社:アメリカ カリフォルニア州)は、3日より開始されるGrand Hyatt Taipeiでのプライベート展示に先駆け、20周年記念イベントを開催、プレス向けに新製品を公開した。その中から、注目のGPU向け水冷クーラーブラケット「Hydro Series HG10」を紹介していこう。
CORSAIR製水冷クーラーをGPUクーラーにマウントできるブラケット「Hydro Series HG10」。静音性を維持したまま冷却性能を向上させることができる |
CPU水冷クーラーの老舗メーカーCORSAIRが、GPU向け水冷クーラーブラケット「Hydro Series HG10」を準備中だ。同社の水冷クーラーをグラフィックカードに装着できる便利なアイテムで、交換などで余った水冷キットを有効活用することができる。
ちなみに120mmサイズのデュアルファンモデル「Hydro Series H75」をRadeon R9 290Xに組み込んだデモ機では、リファレンスクーラーに比べて28℃の低温動作を実現。240mmサイズの上位モデルを組み合わせれば、さらに冷却性能の向上も期待でき、ハイエンドグラフィックスの冷却に困っている人にも嬉しいアイテムとなるだろう。
Radeon R9 290Xによるリファレンスとの比較では、リファレンスの94℃(画像左)から66℃(画像右)へと大幅に温度が下がっているのが確認できる |
対応水冷クーラーは、Hydro Series H110/H105/H100i/H100/H80i/H80/H75/H60/H55。対応GPUによりAMD Radeon R9 290X/290をサポートする「A1 Edition」と、NVIDIA GeForce TITAN/780 Ti/780/770に対応する「N1 Edition」の2種がラインナップされる。発売は2014年夏頃を予定で、北米での価格は39.99ドル。なお詳細スペックは製品版で変更される可能性があり、国内価格については未定とのこと。
文: GDM編集部 池西 樹
CORSAIR: http://www.corsair.com/