2014.06.03 02:07 更新
2014.06.02 取材
CORSAIR(本社:アメリカ カリフォルニア州)創立20周年イベント会場で見つけたPCケース新製品。その2は高エアフローPCケースのラインナップが特徴の「Graphite Series」より、トップ部に持ち運び用キャリーハンドルが付いた「Graphite Series 380T」をチェックしておこう。
角部に丸みを帯びたデザインと、高エアフローが特徴的な「Graphite Series」に新たな仲間が加わった。
「COMPUTEX TAIPEI 2014」開幕よりひと足お先にお披露目された「Graphite Series 380T」は、いにしえの”ラテカセ”を彷彿とさせる外観デザインが特徴。トップ部にはキャリーハンドルが用意されており、手軽に持ち運ぶ事ができる。
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キャリーハンドルのせいで、若干掃除機風にも見えるユニークなスタイル |
対応フォームファクタはMini-ITXだが、全体的なスタイルはやや大きめな印象。その分、拡張性の良さがポイントとなっている。
マザーボードは水平設置レイアウトを採用。上段はマザーボードやグラフィックスカード等の”熱源エリア”で、下段にはストレージ格納スペースと電源ユニットがマウントされる。
なお現時点詳細スペックは一部不明ながら、簡単な手元資料によると、最大5基の冷却ファンがマウント可能。スモールPCフォームファクタながら、「H100i」などの240mmサイズラジエターが搭載できるという。
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Mini-ITX対応ながら、設計の最適化により内部容積を可能な限り確保。ハイスペック化が進むMini-ITXマザーボードの進化に合わせ、対応PCケースも高冷却化される傾向にある | |
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ハンドルを引っ張ることで、両サイドパネルが開く仕組み。なおサイドパネルはトップ部がスモークアクリルで、側面はメッシュ仕様 |
ボディカラーはホワイト、ブラック、イエローの3色展開。発売は8月頃を予定しており、市場想定売価は129.99ドルに仮設定されている。
文: GDM編集部 松枝 清顕
CORSAIR: http://www.corsair.com/