2014.06.03 05:19 更新
2014.06.03 取材
ASUSTeK Computer Inc.(本社:台湾)は2014年6月2日、「COMPUTEX TAIPEI 2014」に先駆けて、プレス向けカンファレンスを開催した。ここではその中でも特に注目の製品、4K解像度に対応するプロユース向け15.6インチノートPC「Zenbook NX500」を中心に紹介していこう。
NTSC比100%、Adobe RGB 108%対応の上位モデル(画像左)と、NTSC比72%のスタンダードモデル(画像右)の2種がラインナップされる「Zenbook NX500」 |
ASUSのプレスカンファレンスにてお披露目された「Zenbook NX500」は、4K解像度(3,840×2,160ドット)に対応する15.6インチノートPC。「VisualMaster」と呼ばれる独自技術の採用により、NTSC比100%、Adobe RGB 108%の広色域を実現し、これまでにない自然な色合いを表現できるようになった。
15.6インチながら4K解像度に対応し、クリエイティブワークに力を発揮する |
スペック表を確認。CPUやGPUにもこだわり、ハイエンドユースにも耐えられるパフォーマンスを備えている |
さらにCore i7-4712HQと、NVIDIA GeForce GTX 850M 2GBを組み合わせることで、映像処理や動画編集などにも耐えられる、優れたパフォーマンスを実現させた。主なスペックは、メモリがDDR3L-1600MHz(最大16GB)、ストレージはNGFF(SATA3.0/PCI-Express(x4)両対応)で、容量は128GBから512GBまで。
厚さはわずか19mmしかないため、スマートに収納して持ち運ぶことができる |
インターフェイスは、miniDisplayPort×1、HDMI×1、USB3.0×1、USB2.0×2、SDカードスロット、ヘッドフォン端子×1。外形寸法は、W378×D255×H19mm、重量2.2kg。なお
NTSC比72%のスタンダードモデルも用意され、発売はいずれも8月予定。
こちらは、4K解像度(3,840×2,160ドット)に対応した32インチ液晶ディスプレイ「PA328Q」。スタンドは90度ピボットに対応し、縦表示も可能 |
背面にスマートフォンのドッキングベイを備え、Android/Windowsを切り替えて使用できるハイブリッドノートPC「Transformer Book V」 |
文: GDM編集部 池西 樹
ASUSTeK Computer Inc.: http://www.asus.com/