2014.06.04 00:15 更新
2014.06.03 取材
MSI(本社:台湾)は、世界初を謳う「Intel X99 Express」チップセット搭載マザーボードのエンジニアサンプルを公開した。搭載ソケットは“LGA2011-v3”とされ、Intelのハイエンドデスクトップ向けCPU“Haswell-E”対応の製品だ。
展示マザーボードのプロダクトスペックには「Support for next-gen Intel Core Processor Extreme Edtion」(HSW-E):8Cores」の記載を確認。チップセットは、堂々と「Intel X99 Express Chipset」と明記されていた。
ソケットカバーを外して確認できた「LGA2011-v3」 | 基板上には「Intel X99 Express Chipset」がむき出しで搭載されていた |
また、現行のLGA2011と互換性がない“Haswell-E”に対応するソケットは“LGA2011-v3”。クアッドチャンネル対応と思われるメモリ周りだが、スペック表ではデュアルチャンネルとなっていた。
DDR4メモリに対応するスロットは「LGA2011-v3」を挟んで4本+4本搭載されている |
そのメモリだが、8本のDDR4 DIMMスロットを備えDDR4-2666(OC)まで対応するほか、最大64GBまで搭載可能。M.2やSATA Expressといった最新インターフェイスへの対応も謳うが、メーカー関係者によると、「X99プラットフォームで、SATA Expressが正式にサポートされるかどうかはIntel次第」とされ、「現時点では不明につき、展示中のマザーボードでは空きパターンになっている」とのことだった。
文: GDM編集部 Tawashi
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社: http://jp.msi.com/