2014.06.04 01:57 更新
2014.06.04 取材
MSI(本社:台湾)ブースでは、コンパクト・高拡張がウリのMini-ITXゲーミングベアボーン「Nightblade」が展示されていた。国内登場も予定されている注目の製品をチェックしておこう。
容量わずか16リットルのコンパクトサイズを実現した、Mini-ITXゲーミングベアボーン「Nightblade」 |
「Nightblade」は、MSIが展開する「GAMING Series」に属するMini-ITXゲーミングベアボーンキット。容量わずか16リットルのコンパクトサイズながら、600Wの大容量電源ユニットを標準装備。さらに内部設計を工夫することで、最長290mmまでのグラフィックカードをサポートする。
拡張カード搭載スペースは290mmと広く設けられており、NVIDIA GeForce GTX 780 TiやAMD Radeon R9 290Xなどのハイエンドグラフィックカードも実装できる |
またマザーボードには「Z87I GAMING AC」のカスタマイズモデルをマウント。Qualcomm Atheros「Killer E2205」や「Audio Boost」といったゲーミング向け機能に加え、ワンタッチでCPUパフォーマンスを向上できる「OC GENIE ボタン」をフロントI/Oに備え、コンパクト・ハイパフォーマンスなゲーミングPCにはピッタリのベアボーンといえる。
本体側面には120mmのファンマウンタを搭載。120mmサイズなら水冷用ラジエターも装着できる | 底面にはスライド式のダストフィルタを標準装備 |
ドライブベイレイアウトは、スリム光学ベイ×1、3.5インチシャドウベイ×1、2.5インチシャドウベイ×2。冷却システムはリア92mm×1、サイド120mm×1で、拡張スロットは2段。外形寸法は、W175.7×L345.8×H277.33mm、重量7.8kg。なお担当者によれば、国内バイヤーの要望が非常に高く、急遽取り扱い開始を決定。現在は販売方法などについて調整をしているとのこと。
フロントI/Oには「OC GENINE ボタン」を搭載。有効時は本体に内蔵されたLEDが赤く光るギミックを備える |
充実したリアインターフェイス。拡張スロットは当然2段用意される |
文: GDM編集部 池西 樹
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社: http://jp.msi.com/