2014.06.04 05:09 更新
2014.06.03 取材
In Win Development(本社:台湾)のオープンフレームPCケース「D-Frame」に兄弟モデル「D-Frame mini」発表、早ければ7月にも発売が開始されるという。待望のMini-ITX専用モデルの登場、これは売れるかも。
エルミタ的速攻撮って出しレビューで詳細をお届けした、オープンフレーム型PCケース「D-Frame」。完成度は高いものの、発売当初は需要が想像しにくいモデルという印象が強かった。しかし世界の自作市場から徐々に支持を集め、みるみるうちに多くの自作PCメーカーが展示サンプル用としてもチョイスするほどの名機になった。そんな「D-Frame」に待望のMini-ITX専用モデル「D-Frame mini」が登場。早ければ7月にも発売が開始されるという。
カラーはゴールド、レッド、ホワイトの3色を予定。リクエストが多ければ、ブラックモデルも投入される準備もあるという |
展示サンプルを確認すると、単に兄貴分「D-Frame」を小型化させたような評判のスタイルを維持。両サイドパネルには強化ガラスが採用され、トップ部のパイプデザインは、キャリーハンドルの役割を果たす。
画像だけをぱっと見ただけでは「D-Frame」との違いが分からないほど、デザインを踏襲。唯一電源ユニットがマウントされるリア部プレートには、「D-Frame mini」のロゴが打ち抜かれる装飾が施されていた |
外形寸法はW230×D501×H405mm。ドライブベイは2.5/3.5インチ共用シャドウベイ×3、2.5インチシャドウベイ×2。冷却ファンはボトム120mm×2(オプション/240mmサイズラジエター搭載可能)。なおCPUクーラーの有効スペースは高さ165mmまで、電源ユニットは奥行き220mmまで、グラフィックスカードは奥行き340mmまでとされている。
肝心の発売時期だが、7月中を予定。参考までに「D-Frame」の発売時価格は43,800円に設定されていたが、Mini-ITX版の販売価格は実に気になるところ。詳細が分かり次第、なんらかの形で続報をお届けしたい。
文: GDM編集部 松枝 清顕
In Win Development: http://www.inwin-style.com/