2014.06.05 02:35 更新
2014.06.05 取材
ADATA Technology(本社:台湾)ブースでは、OCメモリを中心にHDDからモバイルガジェットまで、実に様々なカテゴリのアイテムが展開されていた。その中で一際気になったアイテムが、シーケンシャル1,800MB/sオーバーを叩き出すという、M.2インターフェイスの新型SSDだ。
ADATAブースにて、目玉となるPCI-Express2.0(x4)インターフェイスのM.2 SSDをチェック。サイズは80×22mmの「M.2 2280」で、最大転送1,800MB/s超の高速性能が特徴だ |
ADATAといえばつい先ごろ初のM.2フォームファクタSSD「Premier Pro SP900」シリーズを発表したばかりだが、ブースに用意されていたのはさらなる高速版。接続インターフェイスはPCI-Express2.0(x4)で、サイズは80×22mmの「M.2 2280」モデルだ。
コントローラにLSI「SF-3739」を搭載し、転送速度は実にシーケンシャル読込1,800MB/s以上、ランダムアクセス150K IOPS以上を叩き出すという。PCI-Express接続のM.2 SSDといえば、シーケンシャル読込1,400MB/sを公称するSamsung「XP941」シリーズが発売されているが、それをさらに上回る高速モデルということになる。
容量は、128GBから最大2TBをラインナップ。ただし残念ながら開発がやや遅れており、発売は年末にずれ込む模様だ。
コントローラはLSI「SF-3739」を採用。シーケンシャル読込1,800MB/s以上、ランダムアクセス150K IOPS以上で、容量は最大2TBが用意される |
文: GDM編集部 絵踏 一
ADATA Technology: http://www.adata.com.tw/