2014.06.06 01:06 更新
2014.06.06 取材
STREACOM(本社:オランダ)ブース、第2弾のアイテムは最新版NUCマザーボードに対応するファンレスケース「NC3」だ。大型の剣山スタイルに加え、3Dプリンタで着せ替えパーツを作成できるユニークなアイテムをチェックしてみよう。
上部に突き出た剣山のようなヒートシンクが印象的なファンレスNUCケース「NC3」 |
剣山のような大型ヒートシンクが特徴的な「NC3」は、Haswell版NUC向けファンレスケースの新作。その高い冷却性能を活かし、NUC最上位モデル「D54250WYK」をサポート。また内部SATA3.0(6Gpbs)を使えば、2.5インチドライブとmSATA SSDによるデュアルドライブに対応し、パフォーマンスと静音性を兼ね備えたコンパクトPCを構築できる。
大型ヒートシンクのおかげで、NUC最上位モデル「D54250WYK」でも冷却性能にはまったく不安はない |
また2.5インチドライブを収納するプラスチックマウンタ部にも秘密あり。こちら3Dプリンタ用データが無料ダウンロードでき、好みの色で出力すればカラーを自由に変更可能。データの改変も可能なため、I/O部の変更や大型化へのカスタマイズにも対応する。
フロント/リアパネルは着脱式のため、3Dプリンタを使えば、I/Oパネルの異なるNUCマザーボードがリリースされた場合でも対応できる |
製品のデザインを担当したProduct Manager Shimon Simon氏によれば「3Dプリンタの普及が進み、データさえあれば出力できる環境が整ってきた。そこでユーザーに自由なカスタマイズを体験して欲しかった」とのこと。国内でも3Dプリンタ出力サービスは開始されており、自分だけのオリジナルPCがほしいという人には注目のアイテムになるだろう。なお発売日は未定で、価格は99ユーロを予定している。
こちらの記事で紹介した通り、代理店契約が締結されれば国内でも販売される予定だ |
文: GDM編集部 池西 樹
STREACOM: http://www.streacom.com/