2014.06.06 02:53 更新
2014.06.06 取材
秀作Cube型ケースを世に送り出してきたBitFenix Co. Ltd.(本社:台湾)ブースで、巨大Cube「ATLAS」を発見。内部の熱源を分割する「デュアルチャンバー」筐体にはある秘密が隠されていた。
マザーボードトレイの入れ替えに対応するため、ロゴ以外は完全に左右対称に仕上げられた「ATLAS」 |
「Prodigy」や「Phenom」など、秀作Cube型ケースを送り出してきたBitFenixの次なる一手は、「デュアルチャンバーレイアウト」を採用する巨大Cube「ATLAS」だ。
片側のサイドパネルには、内部のほぼすべて見渡すことができる大型アクリルウィンドウを搭載 |
拡張性の制限をなくすというコンセプトの元に開発が進められ、フォームファクタはE-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITXに対応。ドライブベイレイアウトは、3.5インチ×10、2.5インチ×6、拡張スロットは8段。さらにファンマウンタは、フロント・トップ・ボトムに120mm×6/140mm×4、リアに120mm×2を備え、360mmの大型ラジエターを4台まで内蔵できるなど圧巻の拡張性を誇る。
マザーボードトレイは2点のネジ止め固定のため、左右を入れ替えて使用することができる |
またマザーボード搭載部をトレイ式にすることで、左右を入れ替えられる「Swappable Chamber」を採用するのも特徴。アクリルウィンドウのサイドパネルも左右両対応のため、見せたいサイドを設置場所に応じて切り替えて、内部のドレスアップを楽しむことができる。
フロントI/Oは、USB3.0×2、HDオーディオ×2。外形寸法は、W383×D541×H443mmで、筐体素材には、スチールのほかアルミニウムとプラスチックが採用される。なお発売は2014年第4四半期の予定だ。
本体サイドの発光カラーは、トップ部のボタンで切り替えることができる |
文: GDM編集部 池西 樹
BitFenix Co. Ltd.: http://www.bitfenix.com/