2014.06.08 02:12 更新
2014.06.08 取材
Antec(本社:アメリカ カリフォルニア州)ブースに出品されていた、Cube型PCケース「ISK600M」にフォーカス。既存Mini-ITX対応「ISK600」の兄弟モデルで、こちらは対応フォームファクタをMicroATXに拡大。市場のリクエストに対し、柔軟に応えた即戦力だ。
対応フォームファクタMini-ITXでCube型PCケースの既存モデル「ISK600」に、兄貴分「ISK600M」が準備されている。
外形寸法は、前者のW257×D370×H195mmに対し、後者は実測値でW270×D340×H295mmに大型化。各構成部品のマウントスペースを確保している。
左サイドにレイアウトされるグラフィックスカードは、長さ320mmクラスをサポート。マルチグラフィックス構成にも対応するため、拡張スロットは全4段仕様とされる |
またデモ機には背面に120mmサイズラジエターの「Kuhler H2O」シリーズがマウントされている。冷却ファン一体型ポンプを採用するだけに、一般的なオールインワン水冷ユニットよりもスペースが必要となるが、見た目にもさほど窮屈感はない。またフロントにも120mmまたは140mm口径ファン1基が搭載できるという。
デモ機には自社製「Kuhler H2O」シリーズを搭載。なおCPUクーラーの有効スペースは高さ170mmクラスまで対応できるそうだ |
ほぼ製品版といえる仕上がりの「ISK600M」だが、現時点発売はご紹介済みの「P380」同様、9月頃とされている。
文: GDM編集部 松枝 清顕
Antec: http://www.antec.com/