2014.06.08 03:48 更新
2014.06.08 取材
Phanteks(本社:オランダ)レポートの最後は、新型CPUクーラー2種、メモリスロット非干渉型の「PH-TC14S」とMini-ITX向けに開発されたロープロモデル「PH-TC14LS」。いずれも国内発売が予定されている要チェックモデルだ。
Phanteksレポート最後はCPUクーラー2機種。いずれも国内正規代理店の株式会社アイティーシー(本社:東京都千代田区)より、8月末から9月頃を目処に発売が予定されている。
「PH-TC14S」は、選択肢が増えつつあるメモリスロット非干渉型設計のサイドフロー型CPUクーラー。ブラックに塗装されたアルミニウム製放熱フィンはナロータイプで、隣接するメモリスロットへのはみ出しは一切ない。
「PH-TC14S」はメモリソケットクリアランスを意識した、ナロータイプヒートシンク設計を採用 |
外形寸法は実測でW110×D80×H115mm。冷却ファンは140mm口径の「PH-F140」シリーズがチョイスされ、ワイヤークリップ固定式を採用。基本デュアルファン仕様が想定されており、任意で3基目が増設できるように、固定用クリップの付属が検討されている。
担当者曰く、「PH-TC14S」はNoctuaの冷却性能を目指して設計されたという。なお価格は現時点未定 |
Mini-ITX用とされる「PH-TC14LS」も同時期リリースを予定。こちらは外形寸法実測値W125×D110×H70mmのロープロファイル設計が特徴だ。
全高を低く抑えられた「PH-TC14LS」。予価は現時点未定 |
こちらも「PH-TC14S」同様、140mm口径の冷却ファン「PH-F140」シリーズの搭載が予定されている。いずれも国内アナウンスが確認でき次第、詳細をお伝えしよう。
文: GDM編集部 松枝 清顕
Phanteks: http://www.phanteks.com/