2014.06.09 10:17 更新
2014.06.09 取材
LEPA Technology Corporation社(本社:アメリカ)ブースに立ち寄ると、年内発売を目標に開発が進められているという大型PCケース「LPC801」を発見。ラバー素材を使用した質感が特徴。もちろん日本市場でも取り扱われる予定とか。ひと足お先にプロトタイプを見せてもらおう。
電源ユニットやPCケース、冷却機器など取り扱いメニューが豊富なLEPAブースより、目下年内発売をターゲットにプロジェクトが進行中という、フルタワーPCケースをご紹介しよう。
モデル名「LPC801」と名付けられた大型PCケースの外形寸法はW267×D546×H557mmで、フォームファクタはE-ATX、ATX、MicroATXに対応する。
いかにも大型なフルタワー「LPC801」。角部に曲線デザインを採用し、トップ面とフロント面の一体感を演出 |
外観デザイン上の特徴としては、フロントおよびトップパネル表面に、手触りのいいラバー素材を採用。上部にはアールが付けられ、大型PCケースにありがちな無骨なイメージを払拭する事に成功している。
アクリル窓付サイドパネルを取り払い、開口部が広い内部を確認。ドライブベイが整然とレイアウトされる、シンプルな設計が見て取れる |
内部構造を確認すると、奇をてらわないオーソドックスな設計。マニュアル不要でも迷う事なく組み込みできそうなシンプルさは、「LPC801」の特徴といえよう。
組み込み完成デモもアリ。ほぼ完成版という印象で、すぐに発売が開始されても不思議ではない。発売は年内目途で、市場想定売価は現状15,000円程度が見込まれているという |
その他現状判明しているスペックは、5.25インチオープンベイ×3、3.5インチシャドウベイ×6、2.5インチシャドウベイ×8(一部3.5インチ排他)。冷却ファンはフロント180/20mm×1、リア120/140mm×1、トップ120mm×3または140mm×2または180/200mm×1、ボトム120mm×2で、標準搭載箇所は不明。なおトップパネル部にはファンコントローラーが備え付けられていた。
文: GDM編集部 松枝 清顕
LEPA Technology Corporation: http://www.lepatek.com/