2014.06.13 12:00 更新
2014.06.13 取材
「COMPUTEX」PCケースネタのオーラスは、In Win Development(本社:台湾)の「707」シリーズをご紹介しよう。ミドルタワーとフルタワーの2種類がラインナップされ、早ければ7月にも発売が開始される予定とか。シンプルなフロントフェイスは国内市場でも受け入れられるだろうか。
今年の「COMPUTEX」でも異彩を放つ大掛かりな2階建てブースを構えたIn Win。このような国際的展示会では、メーカーの現状と”本気度”を窺い知ることができる |
「707 Full Tower」(仮)は、E-ATX、ATX、MicroATXフォームファクタに対応するフルタワーPCケース。ドライブベイレイアウトは5.25インチオープンベイ×3、2.5/3.5インチシャドウベイ×8で、オープンベイにはベゼルカラーをマスクできる開閉ドアが装備される。
冷却ファンは、フロント120mm/140mm×2、リア120/140mm×1、トップ120mm×3、サイドパネル120/140mm×1、ボトム120/140mm×2で、トップ部に360mmサイズラジエター、ボトム部に240mmサイズラジエターがそれぞれ装備できる。
アルミニウム製フロントパネルを採用するコストパフォーマンスモデル。現状外形寸法は不明ながら、CPUクーラーの有効スペースは高さ180mmとされ、大型PCケースである事が推測できる |
「707 Mid Tower」(仮)は、ATX、MicroATXフォームファクタに対応するミドルタワーPCケース。ドライブベイレイアウトは、5.25インチ×1、2.5/3.5インチシャドウベイ×4(SATA HDD EZ-Swap)、2.5インチ×2。冷却ファンレイアウトは、フロント120mm×2、リア120mm×1、サイドパネル120mm×1、ボトム120mm×1が搭載できる。
ミドルタワー版のサイドパネルにhIn Winのロゴがプリントされたアクリル窓が装着されていた。製品版で採用されるかは現時点不明 |
文: GDM編集部 松枝 清顕
In Win Development: http://www.inwin-style.com/