2014.06.17 16:11 更新
2014.06.17 取材
GIADAブランドを展開するSHENZHEN JIEHE TECHNOLOGY DEVELOPMENT CO.,LTD.(本社:中国)から、Android 4.2を搭載するNano-ITXマザーボード「NI-R3188」の発売が開始された。
120×120mmのNano-ITXフォームファクタに対応するファンレスマザーボード「NI-R3188」 |
デジタルサイネージ向け製品を得意としているGIADAブランドより、Android 4.2を搭載するNano-ITXマザーボード「NI-R3188」が登場した。電源はATX 12Vと12V ACアダプタ(オプション)がサポートされ、完全ファンレス駆動に対応する。
USB2.0やHDMI、100Base-T有線LANなど標準的なインターフェイスが用意され、Windows PCの資産を活かしつつAndroid PCを構築できる |
またプロセッサには、ARM Cortex-A9ベースのクアッドコアCPU RockChip RK3188(1.6GHz/28nmHKMG)と、OpenGL ES2.0に対応するマルチコアGPU ARM Mali-400 MP4(533MHz)が実装され、優れた画像処理能力を実現。ディスプレイ出力は、内蔵向けのLVDSの他、標準的なHDMI(1080p対応)も用意され、ホームユース向けのオリジナルAndroid PCを構築することができる。
基板上にはminiPCI-Expressや3G対応SIMスロット、LVDSピンヘッダなどの拡張スロット(ピンヘッダ)が用意される | |
SK Hynix製DDR3メモリとマイクロン製NANDフラッシュを標準装備 |
メインメモリはDDR3 2GB、ストレージは8GB NANDフラッシュを搭載し、外部ストレージはmicroSDカード(最大32GB)が利用可能。USBポートはUSB2.0×3(内1ポートはOTG対応)、ネットワークは、100Base-T有線LAN、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth が標準装備され、3G通信モジュールにも対応する。
なお販売ショップはパソコンハウス東映で、販売価格は税込14,904円。
文: GDM編集部 Tawashi/GDM編集部 池西 樹
SHENZHEN JIEHE TECHNOLOGY DEVELOPMENT CO.,LTD.: http://www.giadatech.com/