2014.07.12 00:01 更新
2014.07.12 取材
毎日アキバ飯を食べているショップスタッフなら、そのチョイスには独自の視点があるはず。そんな彼らのお昼ご飯を教えてもらおうというこの企画、題して「テンメシ」。パソコンショップアークのラーメン王子こと、スタッフFさんの「テンメシ」は有名店の期間限定メニューだ。
「自称“ラーメン王子”の自分ですが、最近は日中の忙しさで、なかなか外で昼食をとる時間がなくて困りものです。それでも火曜日だけは特別。比較的スタッフの人数も揃っているので、毎週この日は食べに出かけることができます。
そんな貴重な1日を使うわけですから、お店の選定は重要です。なかなか冒険もできず、かといって新しいラーメン屋やメニューも気になる。ご紹介したいお店は多々ありますが、今回は鉄板でオススメできる『ラーメン食堂 粋な一生』でいきたいと思います。
まず、重要なのがお店の場所。実は火曜のお出かけの際に、昼食とは別に必ず行く場所がありまして。詳細はお話しできませんが、水曜発売の漫画雑誌を火曜にフライング購入できるところが昭和通り方面にあるんですね。勢い、どうしてもそちら方面へ向かう機会が増えます。電気街とは反対ですが、ここ最近は秋葉原のラーメン激戦区として注目の昭和通り近辺のため、昼食にはちょうどいいんです。
6月頃からスタートする夏季限定の「塩冷製麺」。別に「醤油冷製麺」もあり、こちらも一度味わってほしいとのこと |
さて『ラーメン食堂 粋な一生』ですが、アキバのラーメンフリークには説明不要の名店です。住所こそ台東区ですが、JR秋葉原の駅から歩いても5分程度の距離。メニューが一点突破型のラーメン店が多い中、ここは醤油、塩、味噌、つけ麺とどれもおいしい。毎回食べるものに迷いながら、お店に向かいます。
店内は10席ほどのカウンターと4人掛けのテーブル席が2つ。人気店ですがお昼のピーク時間帯を外せば、すんなり入れることが多いでしょう。周りを見ていると味噌を注文する人が多い気がしますが、自分の好みは塩。しかも今なら、夏季限定メニューの『塩冷製麺』がオススメです。
いわゆる、冷たいラーメンというやつですが、これがうまい。どことなく洋風の味わいがする冷製スープに、ツルツルの細麺がマッチしています。鶏チャーシューのほか、トマト、もやしナムル、細めのメンマ、カイワレ大根で彩られた見た目もきれいで、女子受けもしそうですね。
加えて、ほんのり柑橘系の香りがするゼリーが非常にいいアクセント。食べている途中で麺にからめると、また違った味を楽しむことができます。スープもくどくないので、毎回ほとんど最後まで飲みきってしまいます。元気な男子にはやや物足りないかもしれませんが、そんな時は11時~15時まで行っているご飯(小)サービスを利用しましょう。300円のギョーザも奮発すれば、なかなか豪華なランチになりますよ。」
文: GDM編集部 Tawashi
パソコンショップアーク: https://www.gdm.or.jp/shop/ark/