2014.08.05 00:15 更新
2014.08.05 取材
ゲームユーザー自認するなら、やっぱり使ってみたいEIZOの240Hz駆動対応23.5インチ液晶ディスプレイ「FORIS FG2421」。アキバスタッフの中にも愛用者が多いモデルだが、ハードな自作ユーザーでもあるTSUKUMO eX.スタッフの大内さんも最近購入した1人。早速ファーストインプレッションを聞いてみよう。
「長い間、購入すべきか検討していましたが、ようやく手に入れました。ゲームといえばFPS。『バトルフィールド4』を快適にプレイするため、早々とGeForce GTX 780を2枚導入、その後『Radeon R9 290X』(というかMantle)の登場で、ちょっと落ち込んでいましたが、今回の『FG2421』は非常にいい買い物でした。
なにを隠そう、自分は『FG2421』導入前まではCRT使いでした。三菱電機『RDF223G』を、それこそ長年愛用していたわけですが、ついにオサラバする時が来ましたね。G to G(Gray To Gray)は、CRTにほぼ匹敵すると言っていいでしょう。
また、ほとんどのゲーミング液晶ディスプレイがTNパネル採用の中、こいつはVNパネルということで発色や視野角は段違い。特に暗いシーンでの威力は凄まじく、敵が非常に見やすいんです。TNパネルだと、暗いシーンに合わせてガンマや黒レベルを上げる必要がありますが、今度は明るいシーンの画質が使い物にならない・・・。そんな心配は全く不要です。そのほか、本体はもちろんパネルとバックライトの保証が5年という点も見逃せません。普通、パネルの保証になると1年がほとんどですからね。
さて、ダメ出しもきっちりしておきましょうか。まず、スタンド。高さ調整の範囲が狭いうえ、ピボット機能がない。これでは縦スクロールのシューティングゲームができません。それと気になっているのが、『Turbo 240』機能を有効にすると、本当に右下の一部(タスクバーの時計表示部分)ですが表示がダブルところ。他の個体でも確認したので、仕様かもしれません。そのほか、『FG2421』ユーザーだと使わないという人が多いかもしれませんが、DVIやHDMIケーブルが付属しません。
あと、一番の要改善ポイント。入手ルートが限られるという点です。当店だとeX.コンピューターとのセット販売になります。単体で購入するには、WEBのEIZOダイレクトしかないんですね。せっかくデモを見て気に入ったお客様でも、セット販売と聞くと購入を諦める方も多いんです。ここは早く単体販売を解禁してほしいですね。
Turbo 240機能有効時に、タスクバーの時計表示部分がダブって見える | 店頭で購入するにはPCとのセット購入が条件というなかなか珍しい販売形態 |
いろいろ語りましたが、大満足の一品。ゲームのためと最新グラフィックスカードに投資するのもいいですが、ここはひとつ『FG2421』導入の検討を強くオススメしますよ。けして、後悔はしないと思います。」
文: GDM編集部 Tawashi
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/
EIZO株式会社: http://www.eizo.co.jp/