2014.08.26 03:02 更新
2014.08.26 取材
このほど、長年勤務したTSUKUMO eX.からツクモパソコン本店に活躍の場を移した高崎さん。今回コレオシするのは、Haswell Refresh向けの人気マザーボード「H97-PRO GAMER」。「別にオーバークロックとかはしませんよ」という人にこそ、オススメの1枚だそうです。
「Devil`s Canyonも含めてですが、2万円クラスのHaswell Refresh対応マザーボードとして人気なのが、ASUSTeK『Z97-PRO』、ASRock『Z97 Extreme6』ですね。そして1万円クラスのコストも優先される方にオススメしたいのが『H97-PRO GAMER』です。
正直、オーバークロックをしないのであれば、チップセットはH97で十分ですし、もちろんゲーム用PCでもOK。『H97-PRO GAMER』はGAMERと名乗っていますが、ASUSTeKのゲーミングブランドであるR.O.Gシリーズではありません。それでも、サウンドにはこのクラスでは贅沢な、高音質オーディオ回路『SupremeFX』を搭載。ネットワークはTCP/UDPスループットに優れるIntelチップで、さらにデータ通信最適化ソフトの『Game First II』にも対応しています。
ゲームをするかどうかは関係なくオススメの「H97-PRO GAMER」 | |
高品質なサウンド機能に9点留めのネジ穴。電源コネクタやSATAコネクタを接続する際も安定した状態で差し込むことができる |
前世代ですが、ASRock『Fatal1ty H87 Performance』というマザーボードがありました。H87採用ながらゲーミングを謳う人気となったモデルですが、今回の『H97-PRO GAMER』は明らかにそれを意識した製品です。ASRockからは今回も『Fatal1ty H97 Performance』が発売されていますが、こちらはSATA ExpressやM.2がないなど、『H97-PRO GAMER』と比べるとスペックは見劣りします。もちろん価格が違うので単純比較はできないのですが、将来的な拡張性という点では『H97-PRO GAMER』が一歩リードといったところでしょうか。
やはり、似たようなモデルとしてGAMERが付かないノーマル版の『H97-PRO』がありますが、『H97-PRO GAMER』は電源フェーズ数が8だったり、マザーボードマウント用のネジ穴が9点留めだったりとだいぶ異なっています。プラス数千円の価値は十分あると思いますよ。」
文: GDM編集部 Tawashi
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/
ASUSTeK Computer Inc.: http://www.asus.com/