2014.09.05 03:08 更新
2014.09.05 取材
本棚にも収まりそうなThin Mini-ITXの超小型マシンを組み上げているのは、パソコンハウス東映の松下さん。「気持ちいいギリギリ感が味わえる」という辞典ライクなこのマシン、ケースに選んだのはG-Alantic Enterpriseの「GA6201RD」だ。
「個人的なお話で恐縮ですが、元々小さいシステムが大好きなんです。自宅の仕事用マシンもCeleron 1007U搭載のWindowsタブ『C22L』を使っていたくらいで、これも実によく働いてくれました。ただし3画面を出力させるという無茶を敢行した結果、急に挙動が怪しくなってしまって・・・そこで目をつけたのがThin Mini-ITX。あれこれ頭を捻って構成を考えるのも小型フォームファクタの醍醐味なんですが、そこで選んだケースが今日のコレオシ『GA6201RD』というワケなんです。
ちょうど辞典くらいといったコンパクトサイズで、なんだか本棚に収まっても違和感のなさそうな雰囲気。中身もマザーボードギリギリといったスリム設計でして、組み込みの際もフロントからスライドさせないとマザーが入らないくらいなんです。そしてこのマシンの極めつけが、専用に設計されたスリムクーラーの『SK1155LF45AC』(2,780円)!横から見てみると・・・どうです、このギリギリ感ハンパないでしょう(笑) 。CPUにはCore i3 4350Tをチョイスしたんですが、クーラー直上がエアインテークになっているので冷却効率も抜群。クーラー自体もTDP45Wまで対応しているので、奮発してCore i7-4790Tを選んでみるのも面白そうですね。
これ以外はSSDにPLEXTOR「M6M」の128GB、8GBメモリ(Samsung)を積み込んでみましたが、OS込みでかかった経費は8万円ほど。初入荷時はこのケースも1万円くらいしたものですが、今や特価で4,980円、さらに同じく特価で対応のACアダプタが2,780円から買えてしまうんです。もともとバンバン売れるというカテゴリではないだけに、いざ小型マシンに取り組むならじっくりケースにもこだわりたい。コレはそんな方にオススメしたいモデルですね。」
文: GDM編集部 絵踏 一
パソコンハウス東映: https://www.gdm.or.jp/shop/phouse-toei/