2014.09.20 10:00 更新
2014.09.20 取材
パソコンハウス東映でも屈指のキーボードマニアである塩原さんが紹介してくれるのは、東プレ「REALFORCE」シリーズの最新モデル「REALFORCE87U-55」。言わずと知れた静電容量無接点方式のキーボードにして、英語配列ユーザー待望の“ALL55g”モデルだ。いったい何が美味しいのか、そのあたりの説明はベテランスタッフにお任せあれ。
「もはや『REALFORCE』シリーズといえば、自作マニアには説明不要かもしれません。金融やデータセンターなどの入力業界で圧倒的シェアを誇る、静電容量無接点スイッチ搭載の最高級キーボード。その最新モデルがこの『REALFORCE87U-55』です。キーごとに荷重を最適化した35~55gの変荷重モデルがシリーズのベースになっているんですが、コレはその中でも最も重い55gに統一された“ALL55g”仕様。数年前に日本語配列版が限定販売されたのは記憶にも新しい、英語配列ユーザーでも待っていたという人は多いはずです。
海外で販売されていた特別仕様モデルが、「多くのリクエスト」に応えて日本逆上陸。この重さが“ちょうどいい”と感じる人も多いのでは? |
とにかく疲れにくさが身上のシリーズだけに、キーが軽すぎるという声もたまに聞きます。今回のモデルは、そんなハードパンチャーにこそピッタリでしょう。そこで通常は『Esc』キーくらいにしか使用されない55g荷重に統一されているので、軽快な中にも重量感ある押し心地が味わえます。しっかりとしたフィードバックが得られるので、ゲーミングユースにもオススメ。ちょっと高いじゃないか、と思います?ところが『REALFORCE』は10年くらい平気で使えてしまうくらい高耐久なので、高いレベルでコスパもよかったりするんですよ。
DIPスイッチによる、テンキーレスモデル定番のキーアサイン変更機能。「Ctrl」と「Caps Lock」を入れ替えたり、Windowsキーを無効化できる |
重たいのがお好きなら、こちらもどうぞ。バックリングスプリング機構搭載“Model-Mキーボード”の日本語版「Unicomp Ultra Classic 106日本語 Buckling Spring USB」(税込12,800円) |
そして重量感あるスイッチがお好きなら、この『Unicomp Ultra Classic』も忘れずにチェックしておきましょう。もはや伝説のキーボードといっていい旧IBM“Model-Mキーボード”の系譜を継ぐ、バックリングスプリング機構搭載モデルが日本語版になって発売されました。強力なバネの屈曲を利用した打鍵感、そして打ち抜くような独特の底打ち感がたまりません。この仕様で日本語配列モデルは非常に珍しいので、配列を理由に避けていた方には手放しにオススメ。ぜひこの素敵な打ち心地を味わってください。」
文: GDM編集部 絵踏 一
パソコンハウス東映: https://www.gdm.or.jp/shop/phouse-toei/