2014.10.09 00:53 更新
2014.10.09 取材
株式会社 東芝(本社:東京都港区)ブースでは、株式会社ワコム(本社:埼玉県加須市)とのコラボレーションによるWindowsタブレットを展示。紙と鉛筆のような滑らかな書き心地は、癖になること間違いなし。
「アクティブ静電結合方式」採用により、驚くほど滑らかに手書き入力ができる |
東芝は、新開発の手書き技術「アクティブ静電結合方式」を搭載するタブレットPCを準備中だ。
ペンタブレットの老舗、ワコムとのコラボレーションモデルで、ペンに内蔵されたバッテリ(サンプルでは単6乾電池1本)を使い、静電気を発生させることで、ペン先の大幅な小型化を実現。さらに筆圧追従高速化技術と摩擦抵抗の最適化により、紙と鉛筆のような滑らかな書き心地を再現している。
先の細い専用ペンと独自技術の組み合わせにより、滑らかな書き心地を再現 |
参考出品のため、詳細スペックは不明ながらプロセッサにはAtomシリーズを搭載。筆圧感知は2,048段階で、本体サイズは10インチと8インチの2種が用意される。
プロセッサにはAtomシリーズを採用するということだが、手書き入力中に取りこぼしなどが発生することはなく、快適に動作した |
OSはWindows 8.1の予定で、手書きの文字や図形からデータを検索できる本格ノートアプリ「TruNote」と、OCR機能や画像自動加工(台形補正・白黒反転)機能を備えたキャプチャアプリ「TruCapture」がプリインストールされる。
製品ラインナップは10インチと8インチの2種。基本的にサイズ以外のスペックはほぼ共通になる予定とのこと |
文: GDM編集部 池西 樹
CEATEC JAPAN 2014: http://www.ceatec.com/ja/