2014.10.10 00:19 更新
2014.10.09 取材
ガラポン株式会社(本社:東京都文京区)のワンセグ録画専用機「ガラポンTV四号機」が、CEATEC AWARD準グランプリ受賞した。放送と通信の融合を実現させた、その製品の魅力とは。
ライフスタイル・イノベーション部門準グランプリを受賞した、8chワンセグ録画専用機「ガラポンTV四号機」 |
ベンチャー企業が数多く出展している「ベンチャーエリア」の中で、とりわけ注目を集めていたのが、ガラポン株式会社の「ガラポンTV四号機」だ。アンテナと電源、LANケーブルを接続するだけで、ワンセグ8chを24時間、2週間分まるまる録画・視聴できるスグレモノ。CEATEC JAPAN 2014でも高い評価を受け、ライフスタイル・イノベーション部門で、準グランプリを受賞した。
インターフェイスはUSBポート、有線LAN、ACアダプタ端子、地デジアンテナ用端子のみのシンプルな構成。なおUSBで4TBのHDDを接続すれば120日間分の全録に対応する |
録画した番組は、インターネットを含むネットワーク経由でモバイル端末やPCから視聴可能。ワンセグ放送のためデータサイズが小さく、3G回線でもスムーズに再生できる他、モバイル端末へのダウンロードにも対応する。
8番組同時や1番組のみの拡大表示など、様々な視聴方法をサポート | |
ワンセグ放送の字幕データを利用した「番組内テキスト検索」機能を使えば、指定の文字が含まれる番組の該当箇所に、即座に移動することができる |
さらに番組データが膨大な量になることから、検索方法にも注力。標準的な「番組タイトル・説明文検索」に加え、番組の字幕から特定の文字列を検索できる「番組内テキスト検索」を搭載。検索結果から、番組の特定箇所へ移動することができるため、ストレスなく、見たいところだけを視聴することができる。
ソーシャルメディアサイト「ガラポンTVサイト」の開設は、全番組を録画している「ガラポン」シリーズならではの機能と言えるだろう |
また“放送と通信の融合”をテーマに、番組の感想や評価を行うことができるソーシャルサイト、「ガラポンTVサイト」を開設しているのも特徴。ユーザーは視聴者の生の声を元に、自分にあった(もしくは面白いと思う)番組をじっくりと吟味して、視聴することができる。
「ガラポン」シリーズの機能や特徴について、熱く語ってくれたのは代表取締役社長保田 歩氏 |
文: GDM編集部 池西 樹
CEATEC JAPAN 2014: http://www.ceatec.com/ja/