2014.10.11 15:23 更新
2014.10.11 取材
CEATEC JAPAN 2014の会場を散策中に、ひょっこりと目の前に姿を現した櫓のような和風(?)の建造物。なんとコレ自体が、イベントブースの企画・制作を行っている株式会社コンバートコミュニケーションズ(本社:東京都新宿区)の出展物だという。担当者いわく「コレ紙でできてるんですよ」。
突然目の前に出現した、やや場違いな印象の建造物。中に何があるのかな?と思いきや、このブースこそが展示物でした |
この建造物は同社が開発した、組み立て式の防炎強化紙製パネル「段ボード」を利用して設営されている。いわゆる強化ダンボールの一種で、一見すると木製の部材で組み上げたように見えるのが特徴だ。
折りたたんでケースに収納できる身軽さが持ち味で、素早く簡単に組み立て・展開できるという。輸送コストも削減できるほか、何度でも再利用できる頑丈さも魅力。CEATEC JAPAN 2014にも、何箇所か同社の手がけた出展ブースがあるようだ。
パッと見は木のようでいて、実は強化ダンボールの一種「段ボード」が使用されている |
最終的には折りたたんでケースに収納できるらしい。輸送や設営コストを抑えることができるというワケだ |
文: GDM編集部 絵踏 一
CEATEC JAPAN 2014: http://www.ceatec.com/ja/