2014.10.18 03:12 更新
2014.10.18 取材
新製品には特に目が無いTSUKUMO eX.スタッフ石井さんが「絶対欲しい」と語るのが、17日に発売されたPhanteksの新作PCケース「Enthoo EVOLV」だ。水冷・空冷両対応のMicroATXケースを早速、コレオシしてもらおう。
「もうね、COMPUTEX TAIPEI 2014の記事を見たときから『これは買いでしょ』と思っていました。あとは実機を確認してから最終決定をしようと思ってましたが、期待通りの出来栄えで大満足です。
お気に入りポイントは、スチールとアルミニウムで構成される外装パネルが3mmと肉厚な点です。非常に剛性が高く、小柄ながら重量感のある佇まいがたまりません。Phanteks製PCケースといえば本格水冷への対応がウリですが、自分は空冷派。高さのあるハイエンドCPUクーラーを搭載可能なので、自慢のコレクションからなにをチョイスしようかと今から悩んでいます。
3mm厚のパネルはケース全体に高い剛性をもたらしている |
冷却ファンはフロント200mm×1が標準搭載ですが、購入後にもう少し静音仕様の120mm×2基に換装します。5.25インチオープンベイがリアにある変態仕様も面白いですが、自分はリッピング用のマシンは別に用意しているので、特に無くてもいいですね。
サイドパネルはトビラのように開くことができ、メンテナンスも容易 | フロントには大口径200mmの冷却ファンを標準で備える |
5.25インチオープンベイがリアにあるという非常に変わった構造。基本的に常時使用は想定していない |
そもそも、販売価格が2万円を超えるようなハイエンドMicroATXケースが貴重じゃないでしょうか。最近はハイエンド仕様のMicroATXマザーが多いですから、ケースメーカーにはある程度高くてもカッコいいMicroATXケースをどんどん作ってほしいです。とにかく、この作り込まれた完成度の高い『Enthoo EVOLV』。是非一度、本物を見て頂きたいですね。」
文: GDM編集部 Tawashi
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