2014.11.14 11:34 更新
2014.11.14 取材
2基の冷却ファンを対角線上に取り付けたユニークなサイドフロー型CPUクーラー「Hyper D92」(型番:RR-HD92-28PK-J1)がCooler Master(本社:台湾)から登場。本日11月14日(金)より、店頭販売がスタートしている。
「Hyper D92」(型番:RR-HD92-28PK-J1) |
Cooler Masterから久々の新作CPUクーラーが到着。本日より販売が始まった。「Hyper D92」は、中央のヒートシンクを92mmの冷却ファン2基でサンドイッチにする、デュアルファン搭載のサイドフロー型CPUクーラー。背の高さを抑えたまま放熱面積を稼ぐヒートシンク形状と、92mmファンを対角線上にズラして配置する「ファンクロスセットアップデザイン」が特徴。
上から見るとよく分かる「ファンクロスセットアップデザイン」 |
92mmの“ライフルベアリングファン”は、回転数800~2,800rpm±10%の4pin PWMタイプで、風量15.7~54.8 CFM±10%、静圧0.35~4.27mm H2O±10%、騒音値10~33dBA。2基のファンは、吸気/排気に分けられて搭載されている。
また6mm径の銅製ヒートパイプ4本がアルミ製ヒートシンクを貫き、直接CPUに接する「ダイレクトコンタクト・ヒートパイプ」も採用されている。
ヒートパイプがCPUに直接触する「ダイレクトコンタクト・ヒートパイプ」 |
対応ソケットは、Intel LGA 2011-3/ 2011/ 1366/ 1156/ 1155/ 1150/ 775、AMD FM2+/ FM2/ FM1/AM3+/ AM3/ AM2+/ AM2。外形寸法はW128.9×D96.6×H146.4mm、重量約636gで、パソコンショップアークやツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で販売中だ。
なおCooler Masterからは、同様のコンセプトのCPUクーラー「Hyper N520」が2009年に発売されており、同じ回転数では「Hyper N520」よりも冷却能力が優れているという。
Core i7-4770K使用で1,800rpm時の温度は「Hyper N520」で53.9℃に対し、「Hyper D92」は48.6℃と高い冷却能力を誇る |
文: GDM編集部 Tawashi
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